通信業界各社が「ORAN Alliance」設立、ドコモやAT&Tなど

2018年2月28日 14時53分更新


 AT&T、China Mobile、Deutsche Telekom、NTTドコモ、Orangeは、「ORAN Alliance」の設立に合意したと発表した。
 
 今後、モバイル通信のトラフィック増加に伴い、モバイルネットワークやネットワーク装置の効率的な運用が必要になる。そこで、第5世代移動通信方式「5G」をはじめとする次世代の無線アクセスネットワークをより拡張性が高く、よりオープンでインテリジェントに構築することを目的に、アライアンスを設立したとのこと。
 
 具体的には、相互接続が可能なオープンなインタフェースの推進、無線ネットワーク装置の仮想化、ビッグデータの活用、汎用サーバの利用の推進と専用ハードウエア部分の最小化、APIの規定、オープンソースの利用の推進に取り組んでいく。
 
 今後は、アライアンスの枠組みを世界中の通信事業者、通信機器ベンダーに拡大していく予定としている。
 
 
 

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