ソフトバンクと日建設計が業務提携、次世代スマートビルディングで運用費40%削減

2017年11月28日 10時54分更新


ソフトバンク株式会社と株式会社日建設計は、IoTやロボットなどを活用した次世代スマートビルディングの設計開発などを共同で行うことを目的とした業務提携に合意したことを発表した。この提携に基づき、両社で具体的なフィールドを選定して、共同実証実験を順次開始する。

 日建設計は、東京タワーやスカイツリーなど、数々のタワーやオフィスビルの設計で知られる設計事務所で、今回、話をもちかけたのはソフトバンクからだという。

 ソフトバンク 代表取締役副社長 兼 COOの今井康之氏は、「最先端の技術を使いながら、スマートビルディングをどう作り出していくか。オフィスビルにおける実際の運用費は、建設費の約5倍かかると言われる。ビルを建てたときにその運用まで考えたビルとそうでないビルは圧倒的に価値が変わってくる」と語った。

NIKKEN2

その運用費の削減には、「清掃」「警備」「設備管理」といった部分にIoTやAI、ロボットを活用する考え。それにより、40%の削減効果を想定しているという。

NIKKEN3

【共同実証実験の概要】

1.ビルの「ナカ」と「ソト」の人流解析とIoTセンシングによる新しいワークプレイスデザイン
環境センサーや人感センサーなどの各種IoTセンサーを使用し、両社が持つ人流・群流データを解析して、働き方改革を実現する新しいワークプレイスをデザイン。

2.IoTとロボットの導入を考慮した次世代スマートビルディングの共同検討
各種IoTセンサーとロボットを融合した新たなビルソリューションを共同で検討し、ビルの設計段階から取り入れる取り組みを行い、さらにビルの周辺環境を含めたスマートシティーづくりに貢献。

3.各種IoTセンサーを活用したビルのライフサイクルマネジメント最適化検証
各種IoTセンサーが収集するさまざまなデータを分析し、消費電力量の削減だけでなく、設備管理、清掃、警備などのライフサイクルコストを総合的に最適化するソリューションを検討・開発。
 

 両社は共同実証実験で得られた知見を基に、ビルオーナーやビルユーザーに対して新しい価値をもたらすIoTソリューションの提供を目指していくとのこと。

 
 

 
 
 
 

 
 
 

関連カテゴリー