ドコモ、IoTソリューションで利用できるLTEユビキタスモジュール「UM04-KO」発売

2016年4月13日 12時14分更新


 株式会社NTTドコモ(以下ドコモ)は、利用者が大容量コンテンツの高速通信を伴うIoTソリューションにおいてLTE通信を利用できるよう、ドコモとして初めて、LTEユビキタスモジュール「UM04-KO」(以下本モジュール)を発売することを発表した。
 
 本モジュールはLTE通信※1 に対応することで、監視カメラの動画やデジタルサイネージへのコンテンツ配信等、大容量コンテンツの高速通信を伴うIoTソリューションを快適に利用できるという。また、ドコモが提供する「LTEユビキタスプラン」と併せて利用することで、高速通信だけでなく、消費電力の低い低速通信等、幅広い用途で利用できるとのこと。
 
 加えて、本モジュールは最大2つのアクセスポイントに対して同時にデータ通信を行う「マルチ通信」が可能となり、利用者は送受信するデータの内容に応じてアクセスポイントを設定できる。さらに、ドコモの国際ローミングサービス「WORLD WING」にも対応しており、海外での利用も可能※2 。
 
 本モジュールは現在ドコモが販売する「FOMAユビキタスモジュール」と同様の形状で、コネクタやコマンドの多くをそのまま利用できるため、「FOMAユビキタスモジュール」からの移行も簡単に行える。
 
 
 本通信モジュールの概要は以下の通り。
 
※1 データ通信はLTEのみに対応。
※2 WORLD WING(クラス4)。国際ローミング時の通信方式は、3G(W-CDMA)かGSMとなる。
 
 
■LTEユビキタスモジュール「UM04-KO」の概要
  
1. 主な機能
ドコモ 
 
2. 商品の外観

【UM04-KO】
画像1
 
【UM04-KO延長台座セット】
画像2
 
3. 販売窓口
 
全国のドコモ法人営業部門および、アライアンスパートナー企業によるシステム販売
 
※1 UM03-KOから移行する場合に利用。形状やねじ穴位置も合うように設計されている。
※2 UM01‐HWは含まない。
 
 
 
■「UM04-KO専用アダプタセット」の概要
 
1. 主な機能

「UM04-KO専用アダプタセット」は、RS-232Cコネクタをあらかじめ搭載しており、開発コスト等の観点から比較的容易に「UM04-KO」を導入できる。 
 
ドコモ1
 
2. 商品の外観
画像3
 
3. 販売窓口
 
全国のドコモ法人営業部門および、アライアンスパートナー企業によるシステム販売
 
※1 UARTシリアルインタフェースの通信速度がデータ通信速度の上限となる。UARTシリアルインタフェースの通信速度(bps)は、「1200/2400/4800/9600/19200/38400/57600/115200/230400/460800」から選べる。
※2 突起部除く。
 
 
■LTEユビキタスモジュール向け料金プラン「LTEユビキタスプラン」
 
1. 内容
ドコモ2
 
2. 対象
 
・ドコモから販売する「LTEユビキタスモジュール」を利用するユーザー
・各メーカーのLTE対応通信モジュールで、事前にドコモへ申込み、ドコモにて登録済みの端末を利用するユーザー
 
3. 販売および受付窓口
 
全国のドコモ法人営業部門およびドコモのパートナー企業
 
 
 詳細は以下URLを参照いただきたい。
https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2016/04/12_00.html
 
 
 

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