ドリームエリア、「100円SIM」を活用して危険を未然に防ぐ児童見守りサービス「みもり」の提供を開始

2018年4月3日 10時56分更新


 NTTコミュニケーションズ株式会社は、ドリームエリア株式会社に、VPN接続によるセキュアで安価なモバイル通信サービス「100円SIM」および強固なクラウド基盤「Enterprise Cloud」からなるIoTネットワーク基盤を提供する。ドリームエリアは、本基盤を活用し、GPSなどの位置情報によって危険を未然に防ぐ児童見守りサービス「みもり」の提供を、2018年4月下旬より開始。

1.背景
 子どもにとっては、生活圏の河川や池、工事現場、繁華街などさまざまな場所に危険が潜んでいると言える。「みもり」は、危険な場所に近寄らせず、“もしも”を未然に防ぐことが可能な新しい見守りサービスで、ドリームエリアが同サービスを開発するにあたり、子どものリアルタイムな位置情報、通学経路、自宅位置といった個人情報の安心安全な管理や通信ができるセキュアなIoTネットワーク基盤が必要だった。NTT Comは「100円SIM」や「Enterprise Cloud」によってこれを実現し、「みもり」の提供を可能にした。

2.概要
 「みもり」は、子どもに見守り専用デバイス「みもりGPS」を持たせ、保護者のスマートフォンに専用アプリをインストールして子どもの行動を見守るサービス。

 多くの見守りサービスは個人情報や位置情報をインターネット経由で通信しているが、「みもりGPS」に内蔵された各種センサーとGPSで収集した位置情報は、「100円SIM」によってインターネットを経由せずにVPNを利用してセキュアに送信される。また、強固なクラウド基盤である「Enterprise Cloud」上で情報を管理することができる。

<サービス構成イメージ>

みもり

(1) 危険データベースを活用し、トラブルを未然に抑止
 ドリームエリアが有する地域の口コミ情報を活かした、危険な場所に関する豊富なデータベースを利用。子どもが危険な場所に侵入すると、自動で「みもりGPS」が警告メッセージを鳴らして、子どもへ注意を促す。

(2) AIを活用した高度なアラート通知
 AIが子ども一人ひとりの行動パターンを分析し、普段と異なる移動(いつもと違うルート、子どもの徒歩ではない速度など)が検知された場合は保護者に通知。

(3) 迷子防止にも利用可能
 Bluetoothによる通信機能も搭載しており、子どもと保護者が一定以上(10m前後)離れたときに保護者にアラートを送信することができる。

(4) 避難所マップで防災対策
 保護者のスマートフォン上で、子どもがいる場所周辺にある避難所の位置を、地図で確認することができる。

3.今後の展開
 ドリームエリアは今後、多くの子どもが通園・通学する保育園、幼稚園、小中学校などに同サービスを提供し、2021年度までに18万台以上の販売を目指す。また、ドリームエリアとNTT Comの両社は引き続き、安心安全なIoT社会を実現するサービス開発を共同で進めていく。

 ドリームエリア株式会社代表取締役社長の寺下武秀氏は、「子どもの安全の見守り方が転換期を迎えている。また、世界的にサイバー攻撃・サイバー犯罪が多く発生しており、サービスの安全をいかに守るかが課題となっている。その中で、安価でありながら閉域でセキュアな通信を実現できる「100 円SIM」と、学校向け連絡網アプリ「マチコミ」の200万人の会員の口コミを活かした地域の情報が組み合わさることで、子どもの保護者・学校に価値の高い見守りサービスを提供できると考えている。」とコメントした。
 
 
 

 

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