楽天モバイルはスマホ2機種とタブレット3機種の春夏モデルを発表

2015年4月27日 13時57分更新


 4月23日、楽天グループの通信会社であるフュージョン・コミュニケーションズは、MVNOサービス「楽天モバイル」の春夏モデルとして、スマートフォン2機種とタブレット3機種の取扱いを発表した。4月30日より販売受付を開始する。

 新たに取扱いを開始するスマートフォンはASUS製の「ZenFone 2」とソニー製の「Xperia J1 Compact」の2機種。詳しい機能や特徴については以下の記事を参照してもらいたい。

ASUSはSIMフリースマートフォン「ZenFone 2」の国内販売を正式発表、メモリ4GBの「性能怪獣」モデルも用意
ソニー、国内MVNO向けXperiaモデル「Xperia J1 Compact」を発表

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 「Xperia J1 Compact」はおサイフケータイ機能に対応しているため、「楽天Edy」とのシナジーを用意。「楽天Edy」アプリがプリセットされているだけでなく、「Xperia J1 Compact」を一括で購入した場合は期間限定で5000円分のEdyがプレゼントされ、また楽天スーパーポイントが通常の2倍(200円で2ポイント)貯まるキャンペーンが実施される。

 「ZenFone 2」は2モデル用意されており、それぞれ価格は「32GBモデル/メインメモリー2GB」モデルの場合、一括払いで35,800円、24回の分割払いの場合1,611円。「32GBモデル/メインメモリー4GB」の場合、一括払いで45,800円、分割払いの場合は2,061円。共に5月中旬頃に出荷予定。

 「Xperia J1 Compact」の価格は一括払いの場合54,800円、24回の分割払いの場合2,466円となっている。販売開始は6月1日を予定。

 タブレットはデータ通信専用SIMとのセットで販売され、ASUS製「MeMO Pad 7 ME572CL」、NEC製「LaVie Tab S TS708/T1W」、レノボ製「YOGA Tablet 2-1051L」の3機種が用意された。楽天モバイルとしてタブレット端末を取り扱うのは初めてのこととなる。

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 「MeMO Pad 7 ME572CL」はWUXGA(1920×1200)表示の7インチAndroidタブレッド。手軽に持ち運べるサイズで、日本語入力ソフトとしてATOKが標準搭載されている。価格は一括購入の場合33,800円、分割払いで1,521円。

 「LaVie Tab S TS708/T1W」は8インチIPS液晶を採用したAndroidタブレット。クアッドコアプロセッサー、2GBのメモリを搭載し、サクサクした動作を可能としている。価格は一括購入で37,800円、分割は1,701円。

 最後に「YOGA Tablet 2-1051L」だが、こちらはOSに「Windows 8.1 with Bing」を搭載したWindowsタブレット。キックスタンドにより自由に画面の傾きを調節できるのが特徴だ。また「Microsoft Office Home and Business 2013」を標準搭載する他、オプションでBluetooth接続の外付けキーボードも用意されている。価格は一括購入で59,800円、分割は2,691円。

 また楽天モバイルは5月利用分より、データ通信容量の翌月繰越が可能になることも発表した。当月の通信容量が契約プランの上限に達しない場合、あまった分を翌月に繰り越して利用できるようになる。既存、新規のユーザー問わず、手続き等は不要。

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