スマホカメラ新時代の先駆けに、ASUSは「Zenfone Zoom」の国内販売を発表

2016年1月26日 15時40分更新

 1月25日、ASUS Japanは高額3倍ズームカメラを搭載した端末では世界最薄となるSIMフリースマートフォン「Zenfone Zoom」の国内発売を発表した。発売日は2月5日を予定。

 同日に都内で開催された発表会にはASUSのジョニー・シー会長が来日して登壇。自ら「Zenfone Zoom」の説明を行った。
 ASUSは「ワンランク上の贅沢を誰にでも」というコンセプトの基にZenFoneシリーズを開発しており、2014年6月のローンチ以降、現在までに全世界で2,800万台を出荷したとジョニー・シー氏は冒頭で紹介。また日本国内ではBCN AWARD 2016の「SIMフリースマートフォン」ジャンルにおいて初年度で第1位を獲得したことにも触れ、日本のZenFoneユーザーへ感謝を意を述べた。

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 そのシリーズ最新モデルとなる「Zenfone Zoom」だが、製造には2年以上を費やしたプレミアムモデルとなっている。光学3倍ズームを搭載するだけでなく、4段相当の光学手ブレ補正、0.03秒のオートフォーカス、デュアルLEDフラッシュに対応する等「スマートフォンのカメラの新しい時代を先駆けた」と自負し、その特徴を筐体の「工芸美」、レンズの「鷹ノ目」、PC級に迫る性能を誇る「性能怪獣」の3つのワードで表した。

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工芸美

 「時代を超越したデザインと革新的技術を融合させた」と表現した筐体には、ナノモールディングテクノロジーによるシームレスなアンテナデザイン、航空機レベルのアルミ合金・加工処理、アルマイト処理、メタルエッジライン等の様々な技術が盛り込まれており、それらにより堅牢性と筐体の薄さが実現されているとアピール。また上位モデルに採用されているレザーカバーには厳選された本革のみを採用し、それをイタリア職人の本革加工技術によって加工しているという拘り具合だ。

鷹ノ目

 カメラレンズには日本のレンズメーカーであるHOYA社のものを採用。10層構造のレンズユニットに、デュアルプリズムモジュールやガラスモールド非球面レンズ技術が採用されており、このカメラレンズをジョニー・シー氏は「不完全を許容しない、最も精密な日本の技術により実現した」と評した。このレンズに加え、前述したように4段階の光学手ブレ補正、0.03秒のレーザーオートフォーカス、デュアルLEDフラッシュ等の機能が加わることでコンパクトデジカメに匹敵するカメラ性能を手に入れている。

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 このカメラについては、飼い犬である柴犬「まる」の写真がSNSで絶大な人気を呼んでいる小野慎二郎氏を招待し、「Zenfone Zoom」を使ってもらうことでその性能をアピールした。小野氏はSNSで写真を投稿するにあたって効果を上げるためにはリアルタイム、単純明快、質よりもタイミングの3点が重要であると説明し、これら点において一眼レフで撮影し、Wi-Fiでファイルを移し、投稿するという手間を「Zenfone Zoom」1台でこなせるようになると評価。またiPhone6s Plusと「Zenfone Zoom」で撮影した写真を比較し、「Zenfone Zoom」の方が質が高いことをアピールして、写真を使ったコミュニケーションである「ビジュアル・コミュニケーション」には最適なツールであると評した。

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性能怪獣

 性能面ではCPUにクアッドコアプロセッサであるAtom Z3589 2.5GHz(下位モデルはAtom Z3580 2.33GHz)を採用、メモリは大容量となる4GBを搭載。バッテリーは3,000mAhで急速充電に対応し、0%の状態から39分で60%まで充電可能だ。スピーカーには5基のマグネットスピーカーを、液晶にはGorilla Glass 4を採用するなど充実した性能を誇る。
 ソフト面ではASUSのスマホではお馴染みの「ZenUI」を採用。ジョニー・シー氏は誰でも簡単にプロの写真家、ディレクターのようになれるとして「PhotoCollage」と「MiniMovie」を紹介した。

価格

 「Zenfone Zoom」のカラーはブラック、ホワイトの2色。「プレミアムレザーカバーエディション」は2モデルが用意され、Atom Z3589、ストレージ128GBのモデルが68,800円(税別、以下同)、Atom Z3580、ストレージ64GBのモデルが59,800円。
 背面がプラスチックカバーとなる「スタンダードカバーエディション」はAtom Z3580を搭載した2モデルとなっており、ストレージ64GBのモデルが55,800円、32GBのモデルが49,800円となっている。

 発表会にはレンズを提供したHOYAグループのオプティクス事業部 DCM SBU SBU長の神原稔氏とインテル株式会社 代表取締役社長の江田麻季子氏も登壇。神原氏はHOYAでは2年前からスマートフォン向けにレンズを開発を開始し、「Zenfone Zoom」に採用されたレンズユニットはこれまで30年間培った技術の粋を集めた製品であると紹介。また江田氏は1989年以来続くASUSとインテルのパートナーシップに触れ、今後もコンピューティングの市場の活性化に向けて共に協力していくと語った。

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