多拠点リアルタイム授業支援アプリ「MetaMoJi ゼミナール」の販売開始を発表

2016年3月3日 16時14分更新


 株式会社MetaMoJiは、学習塾、通信教育、大学向けに、タブレットを活用したリアルタイム授業支援アプリ「MetaMoJi ゼミナール」の販売開始を発表した。
 

 「MetaMoJi ゼミナール」は、「MetaMoJi ClassRoom」の機能をベースに300人同時授業でも利用できるようにした授業支援アプリで、Wi-Fi環境だけでなくモバイルネットワークでも快適なアクティブラーニングを実現しており、一斉授業、遠隔地や多拠点同時に行うサテライト通信授業等に幅広く活用できるとしている。
 

 「MetaMoJi ゼミナール」の主な機能や詳細は以下の通り。

■教室や多拠点で利用可能なリアルタイム学習支援機能
・幅広い授業形態に対応し、一斉学習・個別学習・協働学習をサポート
・先生端末から、生徒全員の書き込み、解答状況をリアルタイムで一覧表示(モニタリング)
・特定の生徒だけにアドバイスの書き込みが可能
・1人もしくは複数の生徒の画面を選択して表示し、発表に利用
・生徒から先生に理解度を知らせる「○(できました!)」「?(ヘルプ!)」ボタン
・生徒の端末をロックし、先生に注目を集める「先生に注目モード」
・班単位での協働学習、遠隔地とも連携できるリモート協働学習
・快適なスピードでの画面共有
・生徒の回答の一覧印刷やPDF出力
・Webブラウザーからの教材アップロード
・ ScanSnapからの教材取り込み
・運営ポリシーに合わせて、多様な外部ストレージからの教材取り込み

■紙とペンのように自由自在な手書きノート機能
・マーカーペン、毛筆ペンなど、多彩なペン種を搭載(フルカラー対応)
・写真の貼り付けや、切り抜きが可能
・図形・アイテム・Webページの貼り付けが可能
・最大2500倍までの拡大・縮小が可能で、紙よりも緻密に書き込める
・オフィス文書読み込み、PDF読み込み/書き出しによる既存の教材文書資産の活用
・意見の分類・整理に便利な「付箋機能」
・複数枚の写真を選択して、取り込み自動レイアウト
・きれいな直線や図形を手書きで挿入する「フリーハンド図形作成」機能

■学校向けmazec (日本語手書き入力)
・「学年別漢字配当表」に合わせた文字認識フィルター
・生徒の漢字学習を妨げない「かな漢字変換をしない」モード

■管理機能
・生徒管理
・年次更新処理機能
・QRコードを使った簡単ログイン

■製品形態/価格
・MetaMoJiクラウドを利用したクラウド環境で、iPadおよびWindowsタブレット(Windows8.1,Windows10)をサポート
・1ユーザー毎に20GBのデータストレージを提供
・製品価格: 250万円(税別)~
 
 

 Metamojiの創業者・浮川和宣氏は、一世を風靡した日本語ワープロソフトウェア「一太郎」を開発したジャストシステムの創業者であり、長く社長を務めた人物である。「アイデアを形にしたい」との思いでMetamojiを立ち上げた同氏の、今後の動向に注目したい。
 
 

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