アマゾン、自宅での日用品の注文を簡単にする小型端末「Amazon Dash Button」日本で発売

2016年12月5日 14時11分更新

Dash Button設置例。Wi-Fiに接続できるところであれば、どこでも好きな場所に設置できる。
Dash Button設置例。Wi-Fiに接続できるところであれば、どこでも好きな場所に設置できる。

 アマゾンは、自宅のWi-Fi経由でインターネットに接続し、家庭のさまざまな生活のシーンでボタンを押すだけで日用品を再注文できるようにする小型端末、「Amazon Dash Button(アマゾン ダッシュ ボタン)」を日本で販売開始した。
 
 Dash Buttonは、キッチンや水回りスペースなどに設置して、日用品の備蓄が少なくなってきたと感じた時にボタンを押すだけで商品の注文を行えるため、洗濯用洗剤やシャンプー、シリアル、おむつ、ペットフードなど、日用品の備蓄切れした時の買い忘れのイライラや心配を解消する。
 販売開始時には700種類以上の有名ブランドの日用品商材向けに、40種類以上のDash Buttonがラインアップされる。
 
list._CB523375975_
 
 Dash Buttonは、プライム会員のみが購入可能で、価格は500円(税込)。Dash Buttonを使って商品を注文すると、Amazon.co.jpで実際に購入された初回注文の金額から500円相当が差し引かれる。
 
 また、アマゾンはAmazon Dash Replenishment(アマゾン ダッシュ リプレニッシュメント)の提供開始を発表した。Dash Replenishmentは、同社が機器メーカーに提供するクラウドサービス。各メーカーは簡単なAPIを用いて、各社のインターネット対応機器とアマゾンのクラウドサービスをつなぎ、その機器で消費される商品がなくなりかけると、アマゾン経由でその商品が自動的に再注文される。
 例えば、炊飯器はお米を、プリンターはインクを自動的に再注文する。利用者が自宅のインク切れや消耗品の交換時期に気が付く前に、これらの商品が自宅に届くことにもなる。日本では、アイリスオーヤマ、エレコム、シャープ、船井電機、三菱レイヨン・クリンスイなどの機器メーカーがすでに各社の機器とDash Replenishmentとの連携に向けた取り組みを開始している。
 
BTF_02-DP-1366x444
 
 
 

関連カテゴリー