スマホメーカー世界4位 中国「OPPO(オッポ)」、日本参入

2018年2月2日 10時21分更新


 中国スマホシェア1位のスマートフォンブランド「OPPO」の日本法人、OPPO Japan株式会社が都内で記者発表会を開き、日本市場参入第1弾となるSIMフリースマートフォン「R11s」を、2月9日よりビックカメラ、ヨドバシカメラなどで販売すると発表した。

 R11sは、契約したどの通信会社でも使える「SIMフリー」の端末として販売する。暗い場面でも鮮明に写真を撮れるほか、顔のしわやくまを見えにくくする加工も施す。バッテリー容量は3205mAhで、5分間の充電で2時間の通話を可能とする急速&低電圧充電機能「VOOCフラッシュチャージ」も搭載している。この機能により、充電をしながらゲームをしたりしても本体が熱くならない設計となっているという。カラーバリエーションはシャンパーニュ(ゴールド)、ブラック、レッドの3色で、価格は57,980円(税別)。

OPPO

 2000万画素のインカメラにはA.I.ビューティーセンサーが搭載され、ビューティーモードでの撮影では膨大な量の写真データベースから性別や年齢、肌の色やテキスチャ、表情、環境による様々なシーンをもとに個人の特徴を判断・分析、被写体ごとに最適な補正が加えられるようになっている。

 「OPPO」は本国・中国でファーウェイを抑えてスマホシェア1位を獲得しているだけでなく、アジアで1位、世界でも4位のシェアを誇るグローバルブランド。デザイン、カメラ性能を特に重視し、“カメラフォン”として若者を中心にシェアを拡大してきた。

 また、広告塔に米俳優のレオナルド・ディカプリオをはじめとするスターを積極的に採用したり、世界的なサッカーチームであるFCバルセロナとオフィシャルパートナー契約を結んでコラボモデルを発売したりと、派手な宣伝活動をすることでも知られている。
 
 
 
 
 
 

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