国際ローミング対応の法人向け”IoT用SIM”提供開始

2021年6月17日 10時00分更新


 ソニーネットワークコミュニケーションズスマートプラットフォーム(SNCSP)は、法人向けの国際ローミングSIMの提供を2021年6月15日に開始した。

 IoT製品での利用が想定されており、日本を含む世界159の国と地域でインターネット接続や閉域網によるデータ通信が可能となる。

海外でIoT機器を利用する場合には、一般的には現地通信事業者の選定・契約など様々な課題がある中、日本でIoT機器にSIMを装着し出荷するだけで、国内外を問わずシームレスなデータ通信が実現する。

 本サービスは、1枚のSIMで複数キャリアによる通信が可能。国内の場合はドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアに対応しており、利用場所によって最適な通信キャリアが自動的に選択される。

 SIMの開通タイミングについては、ユーザー側で選択できる。アクティベートするまで月額料金が発生しないため、製造から利用開始までタイムラグのある事業者に最適だという。また、通信が発生したタイミングで課金を開始することもできる。

 閉域接続にも対応。SIMにはプライベートIPアドレスが固定的に付与されており、VPN接続でセキュアな接続ができるという。

 さらに本サービスでは、ユーザーの要望に応じて、標準やmicro、nano、全サイズ対応のカード型3in1(マルチカット)SIM、チップ型SIMといった、さまざまな種類のSIMを使用することができる。

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プレスリリース:国際ローミングに対応したSIMを提供開始

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