福岡・大分で記録的豪雨、一部地域で携帯電話つながらず、災害伝言板サービス提供開始
2017年7月6日 11時41分更新
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクは、九州地方を中心とした記録的な大雨の影響により、福岡県や大分県の一部地域において携帯電話サービスが利用できないと案内している。
活発な梅雨前線の影響で、九州北部では5日昼頃から記録的な豪雨となっている。気象庁は午後5時51分に福岡県、午後7時55分には大分県に大雨特別警報を発表。数十年に一度の重大な土砂災害の危険があるとして、土砂崩れや浸水などに注意するよう呼び掛けている。
この大雨の影響により、携帯電話各社では、停電や伝送路故障の影響により通信障害が発生しているとして、サービスが利用できない、または利用しづらい状況が続いている。NTTドコモは5日午後3時33分頃から、KDDIは5日午後6時14分頃から、ソフトバンクは5日午後6時30分頃から、音声通話やパケット通信に障害が発生している。
大雨による災害を受け、携帯電話各社は、家族の安否を確認できる「災害用伝言板」「災害用伝言ダイヤル」「災害用音声お届けサービス」の提供を開始した。固定電話、携帯電話・PHS、パソコンやタブレットなどから安否情報の登録や検索ができる。