センスウェイ、月額30円から利用できるIoT通信プラットフォーム「Senseway Mission Connect」提供開始
2018年4月16日 10時11分更新
センスウェイは、LPWAのLoRaWANによるIoT通信プラットフォームサービス「Senseway Mission Connect」の提供を開始した。また、同サービスの全国展開に向け、三井不動産の協力のもと、同社および同社グループが関係する高層ビル・マンション等の屋上にLoRaWANゲートウェイの基地局を設置していく。
「Senseway Mission Connect」は、LPWAの代表的な規格であるLoRaWANによるネットワークを、個人・法人を問わず誰でも活用できるプラットフォーム。Webページで登録するだけで通信サービスが利用でき、Webの管理画面で接続したIoTデバイスの管理もできる。初期費用は不要で、1デバイスあたり月額30円から利用できる。
サービス開始時点では、日本橋三井タワーを含む30箇所に基地局を設置済み。センスウェイでは、2018年8月には一都三県、その後設置を加速し2019年3月までには人口の60%以上をカバーする通信設備を展開することを目標としている。また、サービス範囲外のユーザー向けには、LoRaWANのレンタルゲートウェイを、屋内用は月額3,400円(税抜)、屋外用は月額19,800円(税抜)で提供する。
また、Senseway Mission Connectの開始にあわせて、同サービスおよびIoTソリューションの活用を拡げるためのパートナープログラムを開始し、現時点で三井不動産を含め約50社の企業が参画している。
今後は、Senseway Mission Connectの提供とパートナーとの取り組みを通し、日本でのIoTの活用による社会の発展を支援していくとしている。