ドコモ、IoTサービス向け通信方式「LTE-M」10月より提供開始

2018年9月27日 17時17分更新


 NTTドコモは、LTEの一部周波数帯域のみを利用すること等で通信モジュールの低価格化、省電力化を実現するIoTサービス向け通信方式「LTE-M」を10月1日より提供開始する。
 
 「LTE-M」は、省電力を目的としたセルラーLPWA(Low Power Wide Area)の一つであり、電池駆動やソーラー電源など、商用電源が取れない状況下で利用されるIoT機器などにも適した通信方式。
 
 ドコモは、IoT向け料金プラン「IoTプラン」「IoTプランHS」や、「アクセスプレミアムLTE」、「mopera U」、「ビジネスmoperaインターネット」、「docomo IoT回線管理プラットフォーム」など関連のサービスを提供しており、これまでのLTEカテゴリ4や、カテゴリ1などに加え、今回提供開始する「LTE-M」も含めたカテゴリの異なる通信方式が混在する法人も、同一のプラットフォームで利用できる。
 
 ドコモのLTE-Mに対応した通信モジュールは、AM Telecom、京セラ、Quectel Wireless Solutions、Gemalto、Sierra Wireless、太陽誘電、Telit wireless solutions Japan、村田製作所、u-blox AGが順次取り扱う予定。
 
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