ソフトバンク、セルラーV2X向け実験試験局免許取得
2022年7月11日 11時35分更新
ソフトバンクは、セルラーV2X通信システム(*1)向けとして国際的に割り当てが検討されている、5.9GHz帯の周波数の実験試験局免許を2022年2月に取得した。
また、本田技研工業の鷹栖プルービンググラウンド(北海道鷹栖町)に、5.9GHz帯の実験試験局でセルラーV2X直接通信の検証環境を構築し、今後テストコースでのコネクテッドカーの技術検証を実施する。テストコースでの検証向けに5.9GHz帯の免許を取得したのは、国内の通信事業者として初めて。
今後は、国際的に割り当てが検討されている、5.9GHz帯の周波数によるセルラーV2X直接通信の技術検証を進めて、エコシステムを構築することで、国内におけるセルラーV2Xの普及を推進していくとした。
*1:V2X(Vehicle to Everything)。車両と他の車や道路インフラ、歩行者などが持つ機器をつなぐ通信技術。
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