KDDI、Starlinkの利用シーンを海上・山小屋・音楽フェスなど拡大
2023年7月19日 11時40分更新
KDDIは7月から、衛星ブロードバンドStarlinkの利用シーンを拡大する。海上・山小屋・音楽フェス、大規模屋外イベントなどで活用するほか、沖縄県でも法人・自治体向けにサービス提供を開始する。
海上では、航海に必要な情報の収集やDXによる作業の効率化、乗客/乗員へのWi-Fi提供などさまざまなユースケースが想定される。宿泊・休憩・避難を目的とした山小屋では、より安全で快適な登山活動を支援する「山岳DX」、利用者が局所的に集まる音楽フェスでは、通信回線混雑の緩和やキャッシュレス決済などの「イベントDX」を実現する。
また、法人・自治体向けの「Starlink Business」において、Starlink衛星同士が通信をすることで、地上局から離れた場所でのエリア化を実現する「衛星間通信」により、沖縄県を対応エリアとして追加する。これにより日本全国で利用できるようになるとのこと。
なお、Starlinkをバックホール回線として利用するau基地局は、2023年度内に5G対応基地局も運用開始予定とのことだ。
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