セブン&アイのWi-Fiサービス「セブンスポット」、災害時は登録不要で利用できるように

2015年8月27日 09時00分更新


 8月26日、セブン&アイ・ホールディングスは同社が提供している無料Wi-Fiサービス「セブンスポット」について、災害発生時には特別開放の運用を始めると発表した。防災の日に合わせ、9月1日より適用される。

 「セブンスポット」は全国のセブン&アイ グループの店舗で提供されており、20,000のアクセスポイントを展開している。平時において利用するためには会員登録が必要となっているが、9月1日以降、災害発生時にはこれらスポットが災害モードへと移行して特別開放され、登録をしなくとも接続できるようになる。接続したページからは「Web171」「災害用各社伝言板」「地震・津波情報」「各種SNS」にアクセスでき、利用回数制限もない。(通常は1回60分、1日3回までのアクセスとなっている)

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 また災害モードへの移行にあたってはNTTレゾナントが提供する「J-anpi~安否情報まとめて検索~」と連動して実施される。「J-anpi」は通信キャリア各社が提供する災害伝言板、報道機関等が提供する安否情報、Googleが提供するパーソンファインダーを対象に、安否を確認したい電話番号や指名を一括検索することができるサービス。
 災害が発生して各社の災害伝言板が起動すると「J-anpi」が災害モードで起動し、それに合わせてセブンスポットも災害モードで起動される仕組みとなっている。

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