ドコモは企業向けに「docomo Wi-Fi for visitor」のトライアル提供を開始、インバウンドビジネスをサポート

2015年9月25日 18時00分更新


 9月25日、NTTドコモは法人企業向けに「docomo Wi-Fi for visitor」サービスのトライアル提供を開始した。

 「docomo Wi-Fi for visitor」はドコモが提供している訪日外国人向け公衆無線LANサービスであり、昨年8月よりトライアル提供されていた。インバウンドビジネスが拡大する中、様々な企業より訪日外国人に向けた自社サービスや商品の付加価値として「docomo Wi-Fi for visitor」を活用したいとの要望を受け、今回の企業向け提供へと至ったという。

 今回の企業向けサービスのトライアル内容は、「docomo Wi-Fi for visitor」のアカウントに引き換えが可能なクーポンコードをドコモから法人企業に提供するもの。各企業はノベルティやキャンペーン等の一環としてクーポンコードを活用として活用できるようになる。
 ユーザーは入手したクーポンコードを「docomo Wi-Fi for visitor」の申込みサイトや本サービスと連携した法人企業のアプリ等でアカウント(ID及びパスワード)に引き換えることで、国内約15万ヶ所のWi-Fiスポットで通信が可能となる。

 トライアル開始にあたり、まずはクレオ、全日本空輸、ナビタイムジャパン、バーニーズ ジャパン、ブリックス、KNT-CTホールディングスといった企業が訪日外国人向け施策を実施する予定。トライアル提供期間は2016年3月31日まで。

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