東京メトロは6月より地下鉄全駅にてフリーWi-Fiを提供へ、訪日客向けに車両へも順次提供
2016年2月5日 15時44分更新
東京メトロは2016年6月1日より、地下鉄の全駅にてフリーWi-Fiサービスを提供すると発表した。現在も108駅で提供されているがこれを全駅に拡大させ、更に全車両内にも2016年度から順次提供していくとしている。
東京メトロは全駅にて提供としているが、日比谷線北千住駅、有楽町線和光市駅、南北線目黒駅、副都心線渋谷駅といった管理委託駅は対象外となる。東京メトロとしてはフリーWi-Fiサービスを拡充させることで、訪日客の利便性の更なる向上を図る狙いだ。
駅のフリーWi-FiサービスはNTT BPより提供され、SSIDは「Metro_Free_Wi-Fi」。1回当たり3時間、回数制限なく使用可能だ。利用するには東京メトロのブラウザで個別登録するか、「Japan Connected-free Wi-Fi」アプリを利用する必要がある。後者のアプリを使えば一度登録を済ませるだけで、同アプリに対応する他のフリーWi-Fiサービスも都度登録せずに接続することができる。
車両内にて提供されるWi-Fiサービスはワイヤ・アンド・ワイヤレスの訪日外国人向けWi-Fiサービス「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」で、SSIDは「Wi2」。こちらは同名のアプリを利用することで接続でき、利用制限はない。ただし駅にて提供されるWi-Fiサービスとは異なり、こちらは訪日外国人のみが利用可能となっている。
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