携帯電話・PHS事業者6社、キャリアメール、SMSサービスの絵文字を共通化

2014年4月25日 14時13分更新


・事業者間のキャリアメール、SMSでやり取りされる絵文字の数と種類を共通化

 
 
 株式会社NTTドコモ、KDDI株式会社、沖縄セルラー電話株式会社、ソフトバンクモバイル株式会社、イー・アクセス株式会社、株式会社ウィルコムの携帯電話・PHS事業者6社は、2014年5月以降順次、事業者間のキャリアメール、SMSでやり取りされる絵文字の数と種類を共通化すると発表した。

 これまで、他社携帯電話宛に絵文字入りのキャリアメール、SMSを送信した場合、各事業者が設定してた絵文字に対応していていな場合、受信側の携帯電話では異なる絵文字や、文字、「〓」表示に置き換わり、送信者が意図しない絵文字が表示されていた。
 今後は、Unicode に対応し、絵文字の数と種類を共通化することにより、送信者が意図しない表示に置き換わることなく、メッセージを送受信することができるようになる。
 
 確かにSMSはキャリアを問わず送受信できる便利な機能として、わずかながら重宝する場面もある。ただLINEなどのコミュニケーションツールがどんどん進化していくなかで、限られた文字数、キャリアが設定した限られた絵文字という制限の中で、メッセージングツールとして重要かどうかは疑問。そんな中で今回の取り組みは、一言で言えば今更どうして、という印象が拭えない。

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