総務省、平成26年度「ICTイノベーション創出チャレンジプログラム」を「I-Challenge !」に決定
2014年7月2日 11時04分更新
総務省は「ICTイノベーション創出チャレンジプログラム」の事業名を「I-Challenge !」にすることに決定し、技術開発課題の提案の公募を開始した。
「ICTイノベーション創出チャレンジプログラム」は「世界で最もイノベーションに適した国」になることを目標に、多くのベンチャー企業等が直面している、いわゆる「死の谷」の克服に向けたベンチャー企業等への支援制度。ICT分野において民間の事業化ノウハウ等の活用による事業育成支援と研究開発支援を一体的に推進する。
公募対象の技術開発課題としては、
① いつでもどこでも快適ネットワーク技術
② G空間高度利活用基盤技術(Tokyo 3D Mapping)
③ 以心伝心ICT サービス基盤
④ フレンドリーICT サービス技術
⑤ 社会インフラ維持管理サービス技術
⑥ レジリエント向上ICT サービス技術
⑦ 車の自動走行支援基盤技術
の7ジャンルを提示した。
本支援では事業案を遂行する企業とのマッチングも含めて総合的に支援する。なお平成26年度政府予算額は5億円。ICT分野はその競争相手は国内ではなく世界規模となっているため、官民一体となって技術開発を急ぐべき課題。予算が活用されて世界に誇れる技術や仕組みが誕生することに期待したい。
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