MVNO契約数、前年同期比+46%と急増の傾向
2014年9月27日 12時50分更新
・携帯電話の契約数は1億4,555万(前期比+1.1%、前年同期比+5.8%)
・3.9世代携帯電話(LTE)の契約数は5,089万で、携帯電話の契約数に占める割合は35.0%
・NTTドコモは39.9%、KDDIは25.8%、ソフトバンクモバイルは22.9%
総務省は平成26年度第1四半期(6月末)の電気通信サービスの契約数及びシェアに関するデータを発表した。
【通信部門】
携帯電話・PHS・BWAの契約数は1億5,919万(前期比+1.4%、前年同期比+7.1%)であり、その内数である携帯電話は1億4,555万(前期比+1.1%、前年同期比+5.8%)、PHSは552万(前期比▲0.5%、前年同期比+6.1%)となった。
3.9世代携帯電話(LTE)の契約数は5,089万で、携帯電話の契約数に占める割合は35.0%(前期比+2.7 ポイント、前年同期比+15.8 ポイント)となっている。
また携帯電話・PHS・BWAの契約数のシェアについては、NTTドコモは39.9%(前期比▲0.3 ポイント、前年同期比▲1.5 ポイント)、KDDIは25.8%(前期比▲0.1ポイント、前年同期比±0 ポイント)、ソフトバンクモバイルは22.9%(前期比±0 ポイント、前年同期比+0.5 ポイント)となっている。
【MVNO】
MVNOだけを見てみると、MVNOサービス全体の契約数(携帯電話・PHS・BWAの契約数の内数)は、1,677 万(前期比+9.4%、前年同期比+46.0%)と大きく伸びる結果となった。
携帯電話全体を見ると、ドコモがシェア減、auは現状維持、ソフトバンクは増という結果に。ただ注目すべきはやはりMVNO。携帯全体の契約数増加のほとんどがMVNOに流れているといっても過言ではないほどだ。前期比9.4%、前年同期比46%は驚異的な伸びとなっており、MVNOサービスの認知度があがってきたことで、本格的な顧客獲得合戦が始まりそうだ。
関連カテゴリー