BIGLOBE、スマホ画面にカードをタッチすると限定コンテンツに誘導できる 「BIGLOBE TOUCHCARD」の提供開始

2019年4月18日 15時26分更新


 Touchcard株式会社とビッグローブ株式会社は、カードをスマホ画面にタッチすると限定コンテンツへ誘導可能な企業向けPRツール「BIGLOBE TOUCHCARD」を4月18日より販売開始する。同サービスをクラウド型で提供するのは初めてで、従来と比べ、導入までのスピード向上と、約1/5のコストダウンが可能になった。

 「TOUCHCARD」は、これまでにスポーツチームの選手カードや、大手ゲーム会社の国際イベントに採用されるなど、特定のファンが多く集まる場所やイベントとの親和性が高いPRツールだ。カード所有者に限定してオリジナル動画や選手インタビュー映像を配信するといった販促に活用できるほか、スタジアム来場者に物販ブースの割引クーポンを提供するといった集客ツールとしての活用も可能。国際競技大会などでは、多言語での解説や周辺施設への誘導用のツールとして利用できるなど、ユーザーコミュニケーションにおける新しい価値体験の創造を目指す。

 「BIGLOBE TOUCHCARD」の導入第一弾として、5月中旬よりサッカーJ1クラブの清水エスパルスでの活用が決定している。2019シーズンのオフィシャルユニフォームの先行予約購入者向けに、オリジナル動画を見ることができる特典カードを配布する。

 同サービスの特長は以下の通り。
1.カードをスマホ画面にタッチすると限定コンテンツにアクセス可能
 「TOUCHCARD」は、導電インクを印刷したTouchcardが特許を保有する特殊な技術を用いたカ―ド。スマホの「カードタッチサイト」にカードをタッチすると、体内の静電気が伝導し複数の指でタッチしたように認識され、指のパターンに応じて特定のサイトへ誘導を行う。導電インクの上にスポーツチームなどのオリジナルデザインを印刷することができるため、カード自体を記念品として提供可能。

2.カードの表と裏で別のコンテンツに誘導可能
 カードの表と裏でそれぞれ異なるコンテンツに誘導できる。表面では動画・音声・画像などのデジタルコンテンツを提供し、裏面から限定グッズの割引クーポンなどを表示することが可能。たとえば、スポーツチーム等が配布するカードでは、裏面をスポンサー広告として活用できる。

3.スタンプラリーや抽選など、複合的な活用が可能
 スタンプラリーや抽選くじなど、ユーザー参加型イベントのツールとしても利用できる。イベント会場周辺の飲食店に設置した「TOUCHCARD」にユーザーのスマートフォンをタッチするとスタンプがたまり、限定グッズがもらえるなど、会場周辺への誘導の促進が可能。

 従来、専用webページやコンテンツ配信にSI構築が必要だったが、同サービスでは「BIGLOBE TOUCHCARD」の提供するコンテンツ配信設定ツールにより、低コスト、短納期で導入可能になる。

 カード1万枚を配布する場合、初期費用としてカード作成に180万円、システム利用料は最低3カ月の利用で15万円~。また、カード作成は最短1カ月で、システム構築は最短1日で準備可能。

 TouchcardとBIGLOBEは同サービスの提供を通じ、国際競技大会などのスポーツシーンの盛り上がりに向けて、スポーツ観戦時のユーザーコミュニケーションの活性化への貢献を目指す。また、今後多くの企業に対しサービスの認知拡大やリアル店舗への誘導、アクセスデータの収集など幅広い価値提供を目指す。

タッチカード利用イメージ
 

 
 
 
 

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