NTTドコモ、リアルタイムに配信したモーションデータを視聴可能にする技術を開発
2022年1月12日 12時11分更新
NTTドコモは、モーションキャプチャによって取得したモーションデータをリアルタイムに配信して3Dモデルに反映する技術を開発した。同技術では、視聴者の端末上でリアルタイムに動く3Dアバターを自由な視点から見ることができ、より没入感のある体験を提供することができる。
同技術では、モーションキャプチャシステムを用いて取得したモーションデータをVR空間上の3Dモデルにリアルタイムに反映するため、ライブ配信と自由視点での視聴が可能であり、従来と比較し没入感の高い体験を提供できる。同技術ではモーションデータのみのデータをリアルタイムに配信するため、最小限のデータだけで3Dモデルによるライブ配信が可能となる。さらに、多人数のモデルのモーションデータを同時に配信することもできる。また、映像配信の分野で広く使われている配信技術を利用しているため、専用の配信環境を用意する必要がなく、大量配信するためのネットワークとしてCDNを活用することで、低コストでの大規模配信を可能にするとのこと。
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