旅行情報サイト、スマホの利用がパソコンを上回る
2014年6月14日 16時57分更新
・スマートフォンの利用がパソコンをこの2年間で逆転し上回った
・スマートフォンは当日予約や1日前、2日前予約の割合も多い
BIGLOBEは旅行情報・予約サイト「BIGLOBE旅行」「BIGLOBE温泉」およびスマートフォン向けアプリ「旅比較ねっと」「温泉天国」「出張ホテル」において行った、パソコンとスマートフォンの利用動向比較の結果を発表した。
それによると2012年4月の利用比率はパソコン67%、スマートフォン33%だったのに対し、今年の4月時点での利用率はパソコン43%、スマートフォン57%となっており、この2年間で逆転した。
またパソコン、スマートフォンとも、1~2カ月以上前から予約をする利用者が多いなか、スマートフォンは当日予約や1日前、2日前予約の割合も多く、急な宿泊予約をスマートフォンから対応する利用者が多いことがわかった。さらに予約時間帯については、パソコン、スマートフォンとも帰宅時刻以降の予約が多く、自宅でもスマートフォンから予約する利用者が多かった。また昼休みの時間帯にスマートフォンから宿泊予約する動きも見られた。なお1人1泊あたりの宿泊金額は、スマートフォンの方がパソコンより約2,000円安いという結果も出た。
スマホでの予約は比較的「安」「近」「短」な傾向にあるようだ。スマホが普及するなかでその行動形態は大きく変化したが、深い情報を得たい場合はまだPCに分があるようだ。その意味ではPCとスマホのページ構成にも、それぞれ異なる目的を持たせることが必要になってくると思われる。