・アプリのテレビCMの方が、ストアランキングより、ダウンロードの動機になる人は約3割
・テレビCMが契機でダウンロードしたライフスタイル系アプリは1位「LINE」、 2位「SmartNews」、 3位「メルカリ」
・アプリのテレビCMに触れる機会が増えてきたと感じている人は、6割以上
・半数以上が好きなタレントがテレビCMに起用されると、ブランドが印象に残る
・4割近くが、テレビCMはアプリの特長が直感的にわかりやすいと回答
株式会社ジャストシステムは11月20日、自社のセルフ型アンケートサービス「Fastask(ファストアスク)」を利用して、事前の調査で「直近の1年でアプリのテレビCMを見たことがある」と回答した10代~50代の男女1,000名に対し、「アプリCMに関するアンケート」を実施し、その結果を発表した。
「テレビCMは、アプリストアのランキングよりもダウンロードする動機になる」かについて、「あてはまる」と回答した人は8.1%、「ややあてはまる」と回答した人は20.3%で合計28.4%と、約3割の人がランキングよりもCMの方が動機になるとしている。テレビCMはダウンロードの動機形成にある程度影響を持つようだ。
ライフスタイル系アプリで、テレビCMをきっかけにダウンロードしたアプリとして回答が多かったのは、1位が「LINE」(9.8%)、2位が「SmartNews」(7.1%)、3位が「メルカリ」(6.5%)となった。また、ゲーム系アプリでは、1位が「パズル&ドラゴンズ」(8.7%)、2位が「クイズRPG魔法使いと黒猫のウィズ」(6.1%)、3位が「モンスターストライク」(5.9%)となっている。
「最近、アプリのテレビCMに触れる機会がかなり増えたと感じる」かについて、「あてはまる」と回答した人は26.0%、「ややあてはまる」と回答した人は39.8%で合計で65.8%になり、機会が増えたと感じているユーザーは多いようだ。
アプリのテレビCMにおけるタレント起用について、「好きなタレントが起用されると、ブランドが印象に残る」かを聞いたところ、「あてはまる」人が14.4%、「ややあてはまる」人が36.5%で合計50.9%と、好きなタレントがアプリを訴求すれば半数以上の人はそのブランドが印象に残る傾向に。
アプリのテレビCMはその特長が直感的にわかりやすいと思うかについて、「あてはまる」と答えた人は9.3%、「ややあてはまる」と答えた人は31.1%で、合計すると40.4%。テレビCMはアプリを使用している様子が映像で分かるためか、比較的わかりやすい媒体であると本アンケート調査から明らかになっている。