ソフトバンクは1GBプランを4月から設置へ、月額4,900円から
2016年1月8日 11時53分更新
ソフトバンクは月間データ容量が1GBの「データ定額パック・小容量(1)」を「スマ放題ライト」「スマ放題」において提供すると発表した。月額4,900円(税抜、以下同)から利用でき、開始時期は4月以降を予定。
「データ定額パック・小容量(1)」の料金は月額2,900円。基本プランに1回あたりの通話が5分まで無料となる「スマ放題ライト」を選択した場合、接続料となるS!ベーシックパックを加えてデータ料金2,900円+基本料金1,700円+接続料300円=4,900円から利用可能となる。
この1GBプラン設置の背景には、先月携帯電話料金の引き下げについて話題となった総務省のタスクフォースにおいてキャリアのプランには月間2GBからのプランが無い点が指摘され、データをあまり使用しないライトユーザー向けに月額5,000円以下のプランの提供が求められていたことがある。
これまで2GB+「スマ放題ライト」の選択で月額6,500円というのが最安のプランであったため、本プランはソフトバンクが総務省に応えた形となり、ドコモ、kDDIも同様の内容で追随するものと思われる。
しかしソフトバンクは既に別ブランドのワイモバイルにて、月間データ容量1GBの「スマホプランS」を月額2,980円で提供しており、更にこちらでは1回あたり10分まで通話が無料になるため、率直に言って安さにおいて「データ定額パック・小容量(1)」を選択するメリットは薄いだろう。またMVNOでは月間データ容量3GB+通話プランで月額約1,500円から利用できるものまである。
あくまで料金の安さを求めるのではなく、大手キャリアの回線を最低限安く使いたいというユーザー向けに、こうしたプランの設置は意義はあると思われる。