NTTデータなど4社、ビーコンを活用したマーケティング実証実験を福岡市で実施 

2017年3月6日 17時13分更新


 NTTデータ・NTTデータ経営研究所・アイリッジ・unerryの4社は、3月6日から同月末日までの間、ビーコンを活用したメッセージ・キャンペーン情報配信サービスの実証実験を福岡県福岡市で実施する。福岡市の各種店舗や駅、オフィス等様々な施設に設置されている合計3,000個以上のビーコンを活用し、約2,000人のモニターを対象として顧客行動に基づいたクーポンやキャンペーン情報などの配信を行う。
 実証実験のモニター募集、クーポンやキャンペーン情報の配信は、西日本シティ銀行、西鉄ストアがパートナーとして参画する。
 
 実証実験では、NTTデータが提供する「ビーコン活用サービス調査アプリ」と小売店・量販店・専門店・駅などの各所および街中に設置されたビーコンを活用し、利用者の位置情報履歴から推察される顧客像との親和性が高いクーポンやキャンペーン情報などを、PUSH通知で自動配信する。
 また、unerryは、ビーコンシェアネットワーク「Beacon Bank」を提供することで、調査アプリが街中のさまざまなビーコンと反応する仕組みと、それに基づいた顧客行動を可視化する。
 
 今回の実験でビーコンのIoT社会基盤としての有用性を検証すると同時に、今後4社は、連携してビーコン位置情報分析サービスを事業化することを目指すとしている。
 
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