NTTレゾナント、クラウド型検証サービスで キャリア回線利用オプションをトライアル提供

2017年3月13日 15時50分更新


 NTTレゾナントは、クラウド型検証サービス「Remote TestKit」において、キャリア回線利用オプションをトライアルで提供開始した。提供期間は3月13日から6月30日まで。
 
 「Remote TestKit」は、スマホアプリやスマホ用Webサイトをクラウド上で検証することができる開発者支援サービスである。利用者は実機を購入する必要がなく、クラウド上で約500機種以上のスマホ・タブレット端末の動作検証をすることができるほか、複数の端末に自動でテストシナリオを実施する「自動テスト」機能などを備えている。
 
 今回、有料コンテンツでの課金が通信キャリアの月額利用請求に加算されるキャリア課金や、携帯番号に紐づくSMSでの本人認証を利用したアプリが増加していることを背景に、「キャリア回線付端末(SIM付端末)で検証したい」というユーザーの声に応える形で、キャリア回線利用オプションをトライアルで提供開始した。
 これにより、携帯番号が必要なSMSサービス、キャリア課金や音声通話などの検証が可能になる。
 
 利用対象は、Remote TestKit Flatプランを契約している日本国内のユーザーで、端末はXperia X Performance SO-04H(NTTドコモ)、arrows NX F-01J(NTTドコモ)、Galaxy S7 edge SCV33(au)、Xperia XZ SOV34(au)、AQUOS Xx3 mini 603SH(SoftBank)、iPhone7(SoftBank)の提供を予定している。
 
 利用料金は、初期費用0円、月額料金20,000円、そのほかに音声通話料金、SMS利用料金、付加機能使用料、月5GBを超えるパケット利用料などの実費となっている。
 

 
 
 

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