「東京ガス」が人気。電力小売業種、2016年度から2017年度にかけて上昇、 2018年度は低下。―JSCI調査
2018年8月16日 10時29分更新
サービス産業生産性協議会は、2018年JCSI調査として、【自動車販売店、通信販売、銀行[特別調査]銀行(借入・貯蓄・投資)、電力小売】業種における、のべ72企業もしくはブランドの満足度ランキングを発表した。本稿では上記の中から「電力小売」について取り上げる。
ある調査では、2019年卒の就活生が選ぶ人気企業、業種別ランキングが発表され、エネルギー業界の首位は中部電力。関西電力(2位)、九州電力(3位)、東北電力(5位)、中国電力(7位)、東京電力ホールディングス(9位)と、トップ10のうち6社が各地域の大手電力会社となり、ガス関連のトップは6位の東京ガスと、とくに電力大手の東京ガスが人気上位にきている。
■指数化対象企業
ENEOS でんき、au でんき、大阪ガス、J:COM 電力、東京ガス
条件:以下の全てを満たす事
・2018 年に電気料金を支払った
・2016 年以降に電気に関する手続きを行った
電力小売業種は、2016年度から2017年度にかけて上昇したが、 2018年度は低下。順位は、1位が東京ガス、2位が大阪ガス、3位が ENEOSでんきとなった 東京ガスは、業種平均同様に上昇後、低下するという傾向となっている。大阪ガスは2016年度以降、スコアが低下傾向。ENEOSでんきも2016年 度以降、低下傾向。
【概要】
調査期間:2018年5月24日~6月26日
回答者数:22,373人
調査方法:インターネット調査
調査対象:5業種72企業・ブランド(各企業・ブランド、300人以上から回答を確保)