バカン、伊勢市観光協会と観光DXを推進

2021年12月28日 12時12分更新


 バカンは、観光DXの一環として三重県の伊勢市観光協会の取り組む非接触型デジタルサイネージを活用した混雑状況配信(令和3年12月27日より配信開始)をサポートし、配信を実施する。同取り組みでは、令和2年度から同市と行っている伊勢市の主要観光地の混雑状況を配信する取り組みの延長として、駅や観光案内所などに非接触型デジタルサイネージを設置し、デジタルサイネージを通じて観光客などへ混雑状況を配信するというもの。これによりスマートフォンなどを持っていなくとも、デジタルサイネージで人と接触することなく簡単に混雑情報を知ることができる。
 昨年よりバカンは伊勢市と観光DXの一環として、市内の観光地の混雑情報を可視化する「混雑状況配信サイト「空きです、伊勢♪」」の配信・運営をサポートしてきた。今年の取り組みでは、より市民や来訪者の利便性と混雑緩和による安全性向上を目的として、市内の主要観光地9箇所の混雑データを駅などに設置された非接触型デジタルサイネージを通して配信する。
 伊勢市の取り組む主要観光地の混雑データは市内9ヶ所にカメラ等を設置し、リアルタイムに混雑状況を検知し、AI等を用いてそれらの情報を解析することで混雑状況を可視化し配信。これまで同市内の混雑状況はインターネット上のWebページをスマートフォンやPC等から誰でも手軽に見られるようになっていた。今回の取り組みによりスマートフォンやPCを持っていない人や、それらのデバイスを使いにくい状況でも、非接触型デジタルサイネージを通して混雑を容易に確認できるようになるため、利用者の利便性向上が期待できる。

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