ロボットの国際大会「World Robot Summit」に Pepper採用、人工知能搭載ロボット活躍の場広める

2017年4月10日 13時32分更新


 ソフトバンクグループ株式会社とソフトバンクロボティクス株式会社は、経済産業省と国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が2020年10月上旬に愛知県国際展示場で開催する、ロボットの国際大会「World Robot Summit 2020」において、ジュニアカテゴリーのスクールロボットチャレンジで使用するプラットフォームロボットに人型ロボット「Pepper」が採用されたことを発表した。

 ソフトバンクグループの社会貢献活動の一環として、子どもたちへのプログラミング教育の早期普及に向けて取り組んでいる「Pepper 社会貢献プログラム」で得た知見を活用し、Pepperや技術サポートなどの無償提供を行い、「World Robot Summit 2020」に協力していくとのこと。

 「World Robot Summit」とは、世界が注目する高度なロボット技術を集結させて、さまざまな課題を解決すると同時に、人々のロボットへの理解を深め、ロボットの活用に関する積極的な議論を誘発し、具体的な利活用方法が生み出される機会となることを目指して開催されるロボットの国際大会だ。3カテゴリー(ものづくり、サービス、インフラ・災害対応)の計6種目にジュニアカテゴリー2種目(スクールロボットチャレンジ、ホームロボットチャレンジ)を加えた全8種目の競技大会と、それに併設する形で、ロボット導入の事例を世界に発信する展示会が開催される。

 今回、Pepperが採用されるスクールロボットチャレンジは、学校で必要とされる活用方法とそれを実現するアプリケーションの開発をチーム(上限19歳)で競うものだ。

 なお、「World Robot Summit 2020」の開催に先立ち、2018年10月17~21日に東京ビッグサイトで開催されるプレ大会「World Robot Summit 2018」からPepperが活用される予定。

 身近になりつつある人工知能(AI)及び人工知能を搭載したロボットはここ2、30年で飛躍的に進化し、今後も〇〇×人工知能がこれから発展していくにつれ、私たち人も人の強みを活し、進化していく必要があると言える。

ペッパー
 
 
 

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