ソフトバンク、開発者向けに感情認識パーソナルロボット「pepper」販売開始も僅か1分で完売に
2015年2月27日 18時18分更新
2月27日、ソフトバンクロボティクスとソフトバンクモバイルは世界初の感情認識パーソナルロボット「Pepper(ペッパー)」を開発者向けに販売開始した。初回生産分300台のみの販売となったが、販売開始1分で完売したという。
「Pepper」高さ121センチ、重さ28キログラムの人型ロボット。従来のロボットと比較して大きく注目されているのは自律的に周囲の状況を判断して動く点の他に、人の表情と声のトーンを分析して人の感情を推定できる「感情エンジン」が搭載されていることも挙げられるだろう。
更にはアプリを追加することで「Pepper」ができることを増やしていけるだけでなく、ネットワークに接続してクラウド連携することでAIを進化させていくこともできる。
ソフトバンクとしては将来のビジネスとしてロボット事業を見据えており、「Pepper」はその先駆けと言えるだろう。ソフトバンクはIBMの人工知能「Watson」との戦略的連携も発表しており、世界でも最先端として期待が寄せられている。
「Pepper」の価格は198,000円。ロボアプリの開発やクラウドAIを活用するためには別途「Pepper基本プラン」(14,800円×36ヶ月)への加入が必要で、更に最先端の精密機器なだけに高額な修理費をかかってしまうため、その点の保険として「Pepper 保険パック」(9,800円×36ヶ月)が用意されている。
次回発売は販売は2015年夏頃となり、一般家庭向けの販売についても開始する予定。
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