ドコモとタカラトミーは自然な会話が楽しめるロボット「OHaNAS」を発表

2015年6月5日 16時05分更新


 6月4日、NTTドコモはタカラトミーと共同開発した次世代コミュニケーショントイ「OHaNAS」を発表した。2015年10月に発売予定で、価格は19,800円(税抜)。

 「OHaNAS」は「しゃべってコンシェル」にも使われている技術を応用した「自然対話プラットフォーム」を採用した初めての商品となる。「OHaNAS」に話しかけるだけで自然な会話が楽しめるようになっているのが特徴だ。会話を行うにはスマートフォンに専用アプリをインストールし、Bluetoothで「OHaNAS」と接続する必要がある。

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 「自然対話プラットフォーム」は「しゃべってコンシェル」の技術に加え、同音異義語であっても前後の文脈から文章を読み取り最適な会話ができる「文章正規化機能」、ニュース・天気といった情報を取得し、話しかけた時点でリアルタイムな情報を反映した会話ができる「外部コンテンツ連携機能」、自動的に特定のキャラクターらしい発話に変換する「キャラクター風発話変換機能」、自然対話プラットフォームを利用する製品とユーザーの対話から、自動的にお客さまの情報を抽出してそれらの情報を活用した対話を作成できるようになる「ユーザー情報自動抽出機能」といった、4つの機能を組み合わせた新しいプラットフォームとなっている。

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 このプラットフォームの活用と、スマートフォンを通してドコモのクラウドサーバーに接続し、検索をすることで最適な返答をする仕組みとなっている。そのため時刻や料理レシピ、おすすめの店舗などユーザーが知りたい情報に回答してくれるだけでなく、しりとりやなぞなぞといったことも「OHaNAS」と楽しむことができる。

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