Huawei社「Huawei AppGallery」独自アプリストアを日本,170以上国地域での展開を発表
2020年2月25日 11時17分更新
中国Huaweiは2月24日(中央ヨーロッパ時間)、スペインのバルセロナで開催した新製品披露オンラインイベントで、独自アプリストア「Huawei AppGallery」を発表した。日本を含む170以上の国と地域で利用できる。
ドナルド・トランプ米大統領が昨年5月に署名した大統領令により、それ以降に発売されたHuawei端末では米GoogleのGoogle PlayストアおよびGoogleマップやGmailなどのGoogle製アプリを利用できなくなっている。
Googleは22日、サポートページであらためて「2019年5月16日以降に一般公開された新しいHuaweiデバイスモデルは、Play Protectがプリロードされない」ため、Googleのアプリやサービスを利用できないと説明した。
Huaweiは昨年9月の「Mate30」発表イベントで独自アプリエコシステム「HMS」とアプリストアAppGalleryを発表した。
Huaweiが24日に発表した新端末「HUAWEI Mate Xs」にはGoogle Playストアではなく、AppGalleryがプリインストールされている。Huaweiは「現在、AppGalleryでは290万本のアプリをサポートしている」と語った。
AppGalleryにはAmazon、Snapchat、TikTokなどはあるが、Googleマップなどの一連のGoogleアプリやTwitter、Facebookなどは利用できないが、Huaweiは世界のアプリ開発者に対し、HMSに参加してAppGalleryでアプリを公開するよう呼び掛けている。