NTTドコモ、LINEも使えるフィーチャーフォン「AQUOS ケータイ SH-06G」を発売開始

2015年6月26日 17時36分更新


 6月26日、NTTドコモはAndroid OSを搭載したシャープ製フィーチャーフォン「AQUOS ケータイ SH-06G」の発売を開始した。価格は一括購入の場合36,288円(税込、以下同)、月々サポートを適用すると実質負担額は19,440円となる。

DN20150626004_001 DN20150626004_002 DN20150626004_003 DN20150626004_004

 「SH-06G」はOSに従来型のものではなくAndroid OSを採用しているフィーチャーフォン。LINEアプリがプリインストールされており、無料通話やスタンプの送信ができるようになった。
 またインターネット接続もフィーチャーフォン向けのiモードではなく、スマートフォン向けのspモードでの契約となるため、パソコンやスマホと同様のWebサイトを見ることができる。iモードのサービスには対応しないので従来型のフィーチャーフォンから機種変更する際には注意が必要だろう。

 液晶は3.4インチ QHD(540×960)ディスプレイを搭載。スマートフォンのようにタッチパネルではないものの、テンキーのエリアで指をすべらせて画面をスクロールすることができる「タッチクルーザーEX」という機能を備えているため、ノートパソコンのタッチパッドのような感覚で操作が可能となっている。

 カメラは500万画素で、フィーチャーフォンながら撮影シーンに応じてアドバイスをしてくれる「フレーミングアドバイザー」も搭載。またAndroidタブレットとBluetoothでペアリングすることで、「SH-06G」の着信やメールの通知をタブレットに通知させたり、写真の共有を容易に行えたりするシャープ独自のアプリ「PASSNOW」にも対応する。ただしテザリングには未対応なので、タブレットとの2台持ちを想定している場合は留意すべきだろう。

 この他に防水(IPX5/IPX7)、GPS、ワンセグ、赤外線通信、ペールビューモードに対応し、LTE、VoLTE、おサイフケータイ、Wi-Fiには未対応。またGoogle Playも使用できないためアプリの追加をすることはできない。
 Android OSを搭載しているとはいえスマートフォンのような機能は制限されており、割り切った使い方が推奨されるだろう。
 

 主な仕様は以下の通り。
・OS:Android4.4
・CPU:MSM8210 1.2GHzデュアルコア
・メモリ:1GB
・本体容量:4GB
・外部メモリ:microSDHC(最大32GB)
・液晶:3.4インチ TFT液晶
・解像度:QHD(960×540)
・バッテリー容量:1410mAh
・連続通話時間:約400分
・連続待受時間:約610時間
・メインカメラ:500万画素
・サイズ:約112(H)×51(W)×16.4(D)mm
・重量:約123g
・カラー:Blue Green、Black、White

関連カテゴリー