KDDI、沖縄でIoT向け通信規格LTE-Mを活用したごみ箱の実証実験を実施

2017年9月8日 15時41分更新


 KDDIは、沖縄セルラーの協力を得て、沖縄県那覇市において、2017年度内の商用化を目指しているIoT向け通信規格LTE-M (Cat.M1) を活用し、ごみ箱のごみ量の遠隔監視を行う屋外実証実験を実施した。
 
 実証実験では、ごみ箱が設置されていない沖縄県那覇市の国際通り商店街に、IoTセンサーを取り付けたごみ箱を設置し、定期的にごみの集積量を管理サーバーに通知する。
 ごみの集積量をリアルタイムに把握可能となることで、適切なタイミングで回収をおこなうことができ、ごみ溢れの防止やごみ回収の効率化、回収に係るコスト削減などが期待できるという。
 
 また、通信には、省電力かつ広域なエリアカバレッジや高い浸透率を特長とするIoT向け通信技術LPWA技術の1つであり、携帯電話網を利用するLTE-Mを試験的に活用している。
 実際の市街地においてLTE-Mを活用することで、LTE-Mを活用したビジネスユースケースの有効性や、LTE-Mの電力消費量、電波の浸透などの通信を検証した。
 
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