東芝dynabook、世界で初めて4Kパネルを搭載したノートPC「dynabook T954」を発売

2014年4月12日 14時56分更新

・「dynabook T954」は世界初、フルHDの4倍の画素(3,840×2,160)を持つ4K液晶ディスプレイを搭載
・映像信号の安定化技術などにより4K動画も楽しめる
・アプリケーションには、写真の現像・編集・管理ソフト「Adobe® Photoshop® Lightroom® 5」を搭載

dynabook T954

 東芝は世界で初めて注1フルHDの4倍の画素(3,840×2,160)を持つ4K液晶ディスプレイを搭載し、映像信号の安定化技術などにより4K動画を楽しめるノートPC「dynabook T954」を4月25日から発売すると発表した。
 高画質化技術では、4K対応テレビ「レグザ」の技術を画面サイズの小さいノートPC向けに改良し、1インチあたり282ピクセルの解像度で写真や動画を緻密に再現。動画コンテンツには、空の青、芝の緑、肌の色などを記憶色に近い色調で再現する技術や明るい部分と暗い部分のコントラストを補正する技術を適用し、より鮮明でメリハリのある映像を表示できる。

 静止画コンテンツには、映像のきめ細かい質感の復元技術や、映像の光沢成分を制御して輝き感のある映像の再現技術などの「超解像技術」を用い、精細な画質を実現。液晶には、個体差に合わせた色調整を製造ラインで1台ごとに実施しており、本来の色に限りなく近い自然な色味を再現できるようだ。
 またアプリケーションには、写真の現像・編集・管理ソフト「Adobe® Photoshop® Lightroom® 5」を搭載。これにより映像の傾きやひずみをワンクリックで修正できるほか、マウスや指で指定した箇所の露光量やコントラストを調整できるなど初心者でも直感的な操作で写真を簡単に仕上げることができるという。

 Blu-rayドライブのみならず、フォトショップをプリインストールするなど、高画質をより実感してもらいやすい構成となっている。高画質のデジタルカメラ、4Kビデオカメラの普及、スマートフォンカメラの高精細化など、アマチュアでも高画質を求める風潮が高まっているなか、コンパクトなノートPCでも、それを実現できるという利便性が、どの程度ユーザーに支持されるか注目したい。

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