パソコン導入に関するセキュリティ意識、上昇の傾向
2014年5月16日 16時52分更新
・1年前よりもセキュリティに対する意識が高まっている。
・WindowsXPのサポート終了や、ネットバンキングへの不正アクセス事件などが意識の変化に影響か?
株式会社日経BPコンサルティングは企業におけるパソコン導入に関する意識調査を実施し、その結果を発表した。
まずセキュリティについて意識する度合いを1年前と比べたところ、「非常に強まった」とする回答者は15.0%、「強まった」との回答は34.7%と、半数に近い割合でセキュリティに対する意識が高まっている。これに対して「弱まった」と「非常に弱まった」という否定層の合計比率は1%程度にとどまった。
さらに「1年後にはより意識が強まる」と回答した比率は55.9%とさらに高まっている。
2014年4月にマイクロソフトによって実施された「Windows XPサポート終了」はもちろん、「セキュリティ脆弱性の発覚」、さらには連日のように流されるネットバンキングの不正アクセスニュースなど、セキュリティへの脅威が高まっている中、それと同程度に利用者のセキュリティ意識もしっかりと高まりつつあるようだ。
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