IIJ、法人向けMVNOサービスでマルチキャリア対応のモバイルWi-Fiルータ提供を開始
2014年8月11日 14時15分更新
・法人向けモバイルデータ通信サービスで初期費用および月額費用を値下げ
・SIMカードを2枚挿せるwifiルータを提供開始
株式会社インターネットイニシアティブは、ワイモバイル(旧イー・アクセス)3G網を利用した法人向けモバイルデータ通信サービス「IIJモバイルサービス/タイプE」(以下「タイプE」)、および「IIJモバイルサービス/タイプES」(以下「タイプES」)において、初期費用および月額費用を値下げするキャンペーンを実施し、同時にSIMカードを2枚挿すことが出来るモバイルWi-Fiルータ「RX501NC」の提供を開始した。
■キャンペーン詳細(タイプE(ワイモバイル3G網利用)、定額プランLの場合)
初期費用20,000円→0円
月額費用5,000円→1,980円
*ただし、2年間継続利用が条件
■新ルーターの提供
これまで、NTTドコモのLTE網を利用したモバイルデータ通信サービスのみ提供となっていたが、今後利用者は、端末1台に2枚のSIMカードを挿入し、2キャリアの回線を切り替えて利用することも可能(もちろんそれぞれ回線契約が必要)
大手キャリアがTVチューナー付きルーターを発売したり、回線契約の増加のきっかけとなるwi-fiルータの競争は激化している。
その中でSIMカードが2枚挿せるwi-fiルータは画期的。ただ、もちろん2回線の契約が必要となるので、後はどれだけそれが実用的かどうか。端末と同時に、利用者にとってメリットのある利用方法、契約方法を的確にアドバイスできるかが勝負となりそうだ。
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