エヌディエス、最大3枚のSIMでデータ容量をシェアできるMVNOサービス「Tikimo SIM」の提供を開始
2015年6月27日 17時22分更新
6月26日、インターネット接続サービス「TikiTikiインターネット」を運営するエヌディエスはLTE通信・音声通話に対応するMVNOサービス「Tikimo SIM」を開始した。
「Tikimo SIM」はNTTドコモの回線を利用したMVNOサービスとなっており、受信最大225Mbps、送信最大50Mbpsとなっている。SIMカード1枚のみを利用する「シングルプラン」と、最大3枚までのSIMカードでデータ容量を分け合える「シェアプラン」の2つが用意されているのが特徴だ。SIMカードはmicroSIMカードとnanoSIMカードの2種類を用意。
シングルプランはバンドルクーポンなしの0GBから1GB、3GB、5GB、7GBまで5種類の月間通信容量を選択できる。バンドルクーポンを付けない場合や、月間のデータ容量を超過した場合は上り・下り共に200kbpsまで通信速度が制限される。料金は0GBで月額680円(税抜、以下同)、1GBで月額790円、3GBで月額900円、5GBで月額1,520円、7GBで月額1,990円となっている。また年契約一括前払いコースとして、年額10,800円で3GB(月限定 オプション機能利用不可)というプランも用意されている。
シェアプランは3GB、5GB、7GB、10GBの4つの料金プランが用意されており、3GBで月額1,680円、3GBで月額11,990円、7GBで月額2,250円、10GBで月額2,560円。また2枚目以降のSIMカードを申し込む場合は1枚に付き2,300円の手数料が発生する。こちらも月間のデータ容量を超過した際は通信速度は制限される。
シングルプラン、シェアプランともに余ったバンドルクーポンは翌月末まで持ち越すことができ、契約後も容量変更に対応する(別途手数料が発生)。契約事務手数料は3,000円。最低利用期間はSIMカードごとに3ヶ月間、通話機能付SIMカードについては12ヶ月設けられており、期間内に解約する場合は解除料金として通話機能なしの場合2,160円、通話機能付きの場合1,080円×残月数分が発生する。
SMS機能を追加する場合はSIMカード1枚ごとに月額140円、音声通話を追加する場合はSIMカード1枚ごとに月額700円(SMS機能付き)が必要となる。通話料金は20円/30秒。MNP転入にも対応する。この他オプションとして割込通話が月額200円、留守番電話が月額300円で付けられる。
SIMカードとセットで販売される端末としてASUS製スマートフォンZenFone 2(32GBモデル)とZenFone 5(8GBモデル)、NEC製ワイファイルーターとしてAterm MR03LNを用意。価格はZenFone 2が35,800円、ZenFone 5が25,000円、Aterm MR03LNが23,000円となっている。
また2015年7月以降に提供される「Tiki光コラボ」とのセット割引も予定しており、「Tiki光コラボ」と「Tikimo SIM」のシングル/シェアプランで月間3GB以上のプランを利用していれば、月額200円が割引される。
関連カテゴリー