各社、格安SIM販売を相次ぎ発表
2014年4月20日 15時13分更新
・日本通信株式会社は格安SIMの新「b-mobile X SIM」を発表
・格安SIMの料金プランを、3パターンから毎月好きなプランに自在にスイッチできる新しいタイプのSIM
・ビックカメラはSIM対応の格安スマートフォンを台数限定で販売開始
日本通信株式会社は新「b-mobile X SIM(ビーモバイル エックス シム)」を発表した。このサービスは通信速度や月額料金などによって異なる3つのプランから、毎月好きなプランを選んで自身で自在にスイッチできるのが特徴だ。
これにより「格安SIMがキャリアのプラン並に複雑になってきている中、迷うことなくこれひとつ買えば一番快適なサービスに合わせて使える」(同社代表取締役)という。6月1日(日)より店頭販売開始予定。
またビックカメラは4月18日、通信料と端末代込みで月額2830円(税別)からのスマートフォンを発売した。同社のSIMカード「BIC SIM」と合わせて台数限定で販売する。
発売する端末(SIMロックフリー端末とのセット)は次の3セット
① 3G対応・Android 4.2/4.5インチ液晶ディスプレイ搭載「FleaPhone」(Covia製、CP-F03A)
+BIC SIM(音声通話・データ通信)+Wi-Fiサービス
料金:月額2830円(税別、3年目から月額1900円)
②LTE対応・Nexus 7(2013)+BIC SIM(データ通信)+Wi-Fiサービス
料金:月額2580円(税別、3年目から月額900円)
③3G対応・Android 4.2/6インチ液晶ディスプレイ搭載「Fonepad Note 6」(ASUS製)
+BIC SIM(音声通話・データ通信)+Wi-Fiサービス
料金:月額3580円(税別、3年目から月額1900円)
販売店舗はビックカメラ全店とコジマ2店舗(コジマ×ビックカメラ梶ヶ谷店、NEW静岡店)
合計1000セット限定で販売予定
料金はもちろんだが通信速度に関しても多様なプランが生まれるのは利用者としてありがたい。一方端末購入とは別にSIMカードを別途契約することはこれまでなじみのないことであるため、いかに分かりやすく訴求できるかがポイントとなる。その意味では一本化できる日本通信の取り組みは評価でき、ビックカメラは「対面の利」をどこまで活かせるかがポイントとなりそうだ。