KDDI、大画面とスタミナを両立させたスマートフォン「AQUOS SERIE SHL25」を発表
2014年5月10日 14時17分更新
・5.2インチIGZO液晶に大容量バッテリー搭載のシャープ製フラグシップモデル発表
・キャリアアグリケーション、WiMAX2+に対応
・多彩なカメラモードに加え、「グリップマジック」機能の改良により操作性が向上
5月8日、KDDIは2014夏モデルとしてSHARP製の「AQUOS SERIE SHL25」発表した。発売は6月下旬となる予定。カラーはホワイト、ピンク、ネイビーの3色となる。
本モデル最大の特徴は画面占有率80%という5.2インチの大きな液晶だ。フレームを細くする「EDGEST」デザインを採用することにより、その高い画面占有率と端末本体の大きさを抑えて持ちやすさを実現している。大画面化に伴い片手でも簡単に操作ができるように「ワンハンドアシスト」という機能も搭載し、画面全体を縮小してどちらかに寄せることができる。
液晶には省電力に特徴のあるIGZOを採用している他、新開発バックライト「PureLED」により美しい発色と明るい表示のディスプレイとなっている。また3150mAhという大容量バッテリーと前述のIGZO液晶により、電池持ちを気にせず使用できる。
カメラ性能も多彩である。画素数こそ1310万画素と飛び抜けた数字は持たないが、逆光でもブレの少ない綺麗な写真が撮れる「リアルタイムHDR」、薄暗い場所でも背景・人物共に明るく撮影できる「NightCatch II」、シーンに応じて端末がアドバイスをして撮影をサポートする「フレーミングアドバイザー」といった機能で誰でも簡単に綺麗な写真が撮れる。またカメラに英語をかざすことでリアルタイム翻訳してくれる「翻訳ファインダー」やファインダー上の単語をその場で検索できる「検索ファインダー」、上下左右360度のパラノマ撮影ができる「全天球撮影」も備える。
またユニークな機能として「グリップマジック」を搭載。端末を持つだけでセンサーが反応し、様々なリアクションを取ってくれる。例えばカバンの中にある端末を握るだけで着信や未読メールをバイブで知らせたり、持つだけで時計表示をしてくれたりする。他にも寝転がって操作している時は余計な画面回転を抑えたり、急な着信やアラーム鳴った時も握るだけで音を最小にしてくれたり、テレビ視聴中に端末を置くと自動的に音量を上げたりと、細かいところで様々な配慮をしてくれる機能となっている。
KDDIの夏モデルの特徴としてはキャリアアグリケーション、WiMAX2+に対応、「Qualcomm Quick Charge 2.0」に対応したACアダプタを使用することによる急速充電も可能となっている。防水機能、ワンセグ/フルセグ、NFC、おサイフケータイも備えており、文句なしのハイエンドモデルと言えるだろう。
主な仕様は次の通りだ。OSはAndroid4.4。サイズは約134(H)×71(W)×9.9(D)mm、重量は約141g。液晶は5.2インチ1080×1920ピクセル(Full HD)のIGZO液晶、CPUは2.3GHzクアッドコアプロセッサを搭載。本体容量は32GBでメモリは2GB。外部メモリはmicroSDXCで最大128GBまで対応。バッテリー容量は3150mAhで連続待受時間は830時間( LTE WiMAX2+エリア)となっている。赤外線通信にも対応。
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