KDDI、高耐久タフネススマートフォン「TORQUE G01」発表
2014年5月10日 13時52分更新
5月8日、KDDIは2014夏モデルとして京セラ製の「TORQUE(トルク)G01」を発表した。販売は8月上旬を予定している。カラーはレッド、ブラックの2色。
かつてのG’zOneシリーズを思わせるモデルであり、アメリカ国防総省が制定した軍事規格「MIL-STD-810G」に準拠した耐久性が特徴である。防水(風雨、浸漬)、防塵、耐衝撃、温度耐久 (高温・低温)、耐振動、塩水耐久、防湿、耐日射、低圧対応の9つの耐久性能を持ち、過酷な環境下での使用に耐えうる。アウトドアだけでなく、耐久性が求められる様々なビジネスの現場で活躍できるだろう。
耐久性能の他にも、現場で使われることを想定した機能を備える。液晶が濡れた状態や手袋をしている状態でも使えるタッチパネルや、周囲が騒がしい状況でも相手の声がしっかり聞こえる「スマートソニックレシーバー」、大音量スピーカーも2つ搭載して屋外環境でのハンズフリー機能が便利に使える。サイドキーも、手袋をした状態でも使いやすいよう大型のハードーキーになっている。またワイヤレス充電できるQi規格にも対応している。カシオの腕時計「G-SHOCK」との連携もでき、着信やメール受信すると時計側から発信者・差出人の確認などができる。
今回のKDDI夏モデルの特徴でもあるキャリアアグリケーションやWiMAX2+は使えず、スペック面も他モデルと比べると少々見劣りするが、実用性は抜群なので耐久性を求めるユーザーからは多くの支持を得られそうなモデルである。
主な仕様は次の通りだ。OSはAndroid4.4。サイズは約136(H)×69(W)×13.5(D)mm、重量は185g(暫定値)。液晶は4.5インチ720×1280ピクセル(HD)のTFT液晶、CPUは1.4GHzクアッドコアプロセッサを搭載。本体容量は16GBでメモリは2GB。外部メモリはmicroSDXCで最大64GBまで対応。バッテリー容量は3000mAhで連続通話・待受時間はまだ検討中となっている。メインカメラは800万画素。おサイフケータイ対応。ワンセグ/フルセグ、赤外線通信には未対応。
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