KDDI、大人向けブランド最新モデル「URBANO L03」発表

2014年5月10日 13時59分更新


 KDDIは5月8日、京セラ製のURBANO(アルバーノ)ブランド最新モデルとなる「URBANO L03」を発表した。発売時期は7月上旬を予定。カラーはパープルブラック、アイビーグリーン、ピンクゴールドの3色となる。

 外観は側面などにリアルメタルを採用し、シックなカラーリングも相まって高級感を演出している。本端末はフューチャーフォンからの乗り換えも含めたエントリーモデルとして位置づけられており、スマートフォン初心者には嬉しい機能が多く搭載されている。

 まずホーム画面が複数用意されており、シニア向けの「かんたんメニュー」、初心者向けの「エントリーメニュー」の他、「標準メニュー」と「auベーシックメニュー」とユーザーはスマフォの習熟度によって切り替えられるようになっている。「エントリーメニュー」では「でか文字」や「拡大鏡」が使える。また今回の夏モデルの中では唯一、「ホーム」「戻る」「メニュー」の3つの物理キーが付いているので、その点も初心者向けと言えるだろう。

 フィーチャーフォンでは搭載されていたがスマートフォンではあまり見られない機能である「簡易留守メモ」「サイレントマナー」「着信応答保留」「通話音声メモ」「ドライブモード」「海外ローミング中着信拒否」「通話料金表示」「充電開始/終了音」などの便利な機能が備わっており、フューチャーフォンに使い慣れたユーザーでも安心して使えるようになっている。

 京セラ独自技術である「スマートソニックレシーバー」も搭載し、通話は非常に聴きやすくなっている他、防水・防塵機能だけでなく強化ガラスを採用することによって高い耐衝撃性能も持ち、安心して使えるようになっている。

 エントリーモデルとしての特徴を挙げてきたが、性能もハイエンドモデルと比べてそう遜色ないと言っても良いだろう。5.0インチのフルHD液晶に加え、1300万画素のカメラを備える。KDDI夏モデルの特徴であるキャリアアグリケーションとWiMAX2+にも対応し、専用の卓上ホルダを使えば急速充電にも対応する。初心者だけでなく、万人におすすめできるモデルだ。

 主な仕様は次の通りだ。OSはAndroid4.4。サイズは約145(H)×76(W)×10.5(D)mm、重量は約160g。液晶は5.5インチ1920×1080ピクセル(Full HD)のAH-IPS液晶、CPUは2.3GHzクアッドコアプロセッサを搭載。本体容量は16GBでメモリは2GB。外部メモリはmicroSDXCで最大64GBまで対応。バッテリー容量は3000mAh。連続待受時間は4G LTEエリアで約700時間。ワンセ、赤外線通信、おサイフケータイに対応。別途ワイヤレス充電対応モデルもあり(カラーはパープルブラックのみ)。

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