NTTドコモ、新型ATOKを搭載した「ARROWS NX F-05F」を発表
2014年5月16日 11時29分更新
5月14日、NTTドコモは富士通製のスマートフォンを「ARROWS NX F-05F」を発表した。今月下旬発売予定。カラーはゴールド、ホワイト、レッドの3種類となる。
本機種の最大の特徴は富士通とジャストシステムが共同で開発した「Super ATOK ULTIAS」だろう。スマートフォン用の文字入力ソフトであるこのソフトは「日本語英語辞書」「郵便番号辞書」「町名住所変換辞書」「6地域の方言辞書」等多数の辞書を搭載し、予測・変換機能の柔軟さ・精度の高さや入力文字の補正機能などにより、言葉や文章を思いのままに文字入力が可能になるという。コピー&ペーストやフリック入力等もサポートする機能も充実している。「スマートフォン史上最高レベル」と宣伝しており、このソフトだけでも十分魅力的だ。ソフトだけでなくハード面でも文字入力にこだわっており、指で操作した時の正確さを向上させストレスフリーな操作感を実現する「プレミアムサクサクタッチパネル」を搭載する。
5.0インチの省電力ディスプレイ「新WhiteMagic」は1000カンデラの明るさを実現し、直射日光の下でも液晶をくっきり見ることが出来る。また3200mAhの大容量バッテリーとヒューマンセントリックエンジンにより約88時間の実使用時間を可能にしている。
カメラ性能も高い。2070万画素のセンサー「Exmor RS for Mobile」を搭載し、画像処理エンジン「GRANVU」と暖色フラッシュにより自然な色味の写真撮影が可能となっている。残念ながら、4K動画の撮影は対応していない。
iモードケータイの操作感を再現したキーボード、「ドコモシンプルUI」などガラケーからスマフォに乗り換える人も考慮した機能も搭載されている。
富士通の端末ではお馴染みのLTE/3GとWi-Fiに同時接続可能な「マルチコネクション」機能、ロック解除が行える「スマート指紋センサー」の他、赤外線通信や防水機能も備える。ドコモの2014夏モデルの特徴であるVoLTE、非常用節電機能、急速充電、最新の動画圧縮規格「H.265/HEVC」にも対応しているハイスペックモデルだ。
主な仕様は次の通りだ。OSはAndroid4.4。サイズは約140(H)×69(W)×10.4(D)mm、重量は約159g。液晶は5.0インチ1080×1920ピクセル(Full HD)のTFT液晶、CPUは2.3GHzクアッドコアプロセッサを搭載。本体容量は32GBでメモリは2GB。外部メモリはmicroSDXCで最大128GBまで対応。ワンセグ、フルセグ、おサイフケータイにも対応している。
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