NTTドコモ、電子雑誌の定額読み放題サービス「dマガジン」を提供開始
2014年6月19日 16時37分更新
・NTTドコモが提供する電子雑誌の定額読み放題サービス(月額400円)
・LEONなど電子書籍初登場の雑誌も
・各社の、メディア囲い込み競争が激化
株式会社NTTドコモは、「dマーケット」内で、電子雑誌の定額読み放題サービス「dマガジン」の提供を、2014年6月20日より開始する。
「dマガジン」では、男性ファッション、女性ファッション、経済・ビジネス、芸能・エンタメ、趣味・スポーツなど14分野、79誌の最新人気雑誌・記事が月額400円(税抜)で読み放題となる。日経マネー、エル・ジャポンなど読み放題サービス初登場の雑誌から、LEON、ダヴィンチ、オレンジページなど初めて電子化される雑誌もラインラップされている。その他にもAERA、おとなの週末、日経トレンディ、日経ウーマンなどの人気雑誌も含まれている。
なお最大5台までマルチデバイスで利用ができるため、外出先ではスマートフォン、ご自宅ではタブレットなど、利用シーンによって使い分けることも可能。またドコモ利用者ではなくとも、docomoIDを登録することで利用可能となる。
■読み放題初登場の雑誌
日経PC21、日経マネー、月刊フットボリスタ、Ranzuki、DRESS、週刊パーゴルフ、Hanako、エル・ジャポン、ハーパーズ バザー、Hot-Dog PRESS、アスキークラウド、週刊ファミ通、週刊アスキー、CAPA、ル・ボラン、Discover Japan、Lightning、2nd、RIDERS CLUB、BiCYCLE CLUB、趣味の文具箱
■電子化初登場の雑誌
Men’s JOKER、LEON、オレンジページ、ダ・ヴィンチ、CD&DLでーた、DVD&ブルーレイでーた
NTTドコモのみならず各携帯通信事業者は、通話・通信料以外の収益モデルを急ピッチで構築している。今回もその取組の一環と思われる。他社利用者も対象としているのも各社共通。となると顧客の囲い込みも重要だが、サービス提供会社(今回では雑誌社)の囲い込みがより重要になっており、各社の競争が水面下で激化しているようだ。