KDDI、新たな進化を遂げた最新「Xperia」を10月下旬より発売へ
2014年9月25日 16時24分更新
KDDIは9月24日、「Xperia Z3」、「GALAXY Note Edge」、「GALAXY Tab S」の3台のAndroid端末を発売すると発表した。発売時期は「Xperia Z3」と「GALAXY Note Edge」が10月下旬以降、「GALAXY Tab S」が12月上旬となっている。「Xperia Z3」、「GALAXY Note Edge」は9月初旬に開催されたIFA 2014にて発表された最新端末であり、国内ではKDDIがいち早く発表した形となった。本記事では「Xperia Z3 SOL26」を扱う。
「Xperia Z3」はソニーのフラグシップモデルとなる端末である。背面ガラスとメタルフレームで高級感を演出するデザインとなっており、カラーはホワイト、ブラック、カッパー、シルバーグリーンの4色を用意。液晶はフルHDの5.2型トリミナルディスプレイを搭載。大きさは厚さ7.3ミリ、重さは約152グラムと従来モデルよりも薄く、軽くなっており、横幅も72mmと片手で扱える幅となっている。IPX5/IPX8相当の防水・防塵機能も備える。
カメラは前モデルを上回る性能を誇る。約2070万画素のメインカメラはXperiaとしては史上最高となるISO12800を搭載し、暗所での撮影もノイズを抑えて撮影できるようになった。「Gレンズ」も更に広角となる25ミリ相当となっている他、多彩なモードも搭載。
写真や動画に文字入力や立体的なアニメーションが追加できる「ARファン」、メインカメラとインカメラで同時に撮影することで、自分の表情と風景を一枚の写真に残すことができる「フェイスインピクチャー」、撮影前後10秒を録音し、後から音と写真を一緒に再生することができ、より思い出深い写真が残せる「サウンドフォト」、他のXperiaやソニー製のカメラとWiFiやNFCで接続することで異なる視点からの撮影が可能となる「マルチカメラ」などを搭載。
ビデオ撮影も4K動画は勿論、電子式手ブレ補正の「インテリジェントアクティブモード」によって、動きながらでもブレを抑えて動画を撮影できるようになっている。
前モデルではハイレゾ音源の再生に対応したことで注目を浴びたが、その点でも本モデルは強化されている。従来は再生するには別途アンプが必要だったところ、端末単体でも再生可能になっている他、MP3などの音源をハイレゾ相当の音質に向上させる「DSEE HX」も備える。デジタルノイズキャンセリングや「S-Forceフロントサラウンド」も前モデルから引き続き搭載されている。
IFA 2014にて話題となったPS4のゲームをリモートプレイできる「PS リモートプレイ」機能も見逃せない。
キャリアアグリケーション、WiMAX 2+に対応する他、ワンセグ/フルセグ、FeliCa、NFC、Bluetooth 4.0にも対応。ただし赤外線通信は対応していないので注意が必要だ。
またau公式アクセサリー「au +1 collection」からはAndroid Wearを搭載したソニーのスマートウォッチ「SmartWatch 3」も販売される。「SmartWatch 3」はAndroid4.3以上のスマートフォンと連携して各種通知の確認や、行き先を音声で指定するとそこまでのルート案内等を行えるウェアラブル端末となっている。
詳細なスペックは以下の通り。
・OS:Android4.4
・CPU:Qualcomm Snapdragon MSM8974AC 2.5GHzクアッドコアプロセッサ
・メモリ:3GB
・本体容量:32GB
・外部メモリ:microSDXC(最大128GB)
・液晶:約5.2インチ フルHD(1920×1080)TFT液晶
・バッテリー容量:3100mAh
・連続待受時間:約670時間(4G LTEエリア)
・連続通話時間:約1370分
・メインカメラ:有効約2070万画素CMOS
・インカメラ:有効約220万画素CMOS
・サイズ:約146(H)×72(W)×7.3(D)mm
・重量:約152g
・WiFi規格:IEEE 802.11 a/b/g/n/ac
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