UQ mobile、京セラ製「KC-01」とLG製「LG G3 Beat」の2台のAndroidスマートフォン発売

2014年12月18日 15時00分更新


 12月18日、KDDIの回線を利用したMVNOサービス「UQ mobile」のサービスがスタートした。端末ラインナップとして、京セラ製「KC-01」とLGエレクトロニクス製「LG G3 Beat」の2台のAndroidスマートフォンが用意されている。本記事においてはこの2台について解説したい。

・「KC-01」

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 「KC-01」はOSにAndroid4.4を搭載し、ディスプレイは約4.5インチ qHD(960×540)TFT液晶を採用したコンパクトなスマートフォンだ。CPUには1.2GHzのクアッドコアCPU、メモリは1.5G、ストレージ容量は8Gとミドルスペックでありながら、京セラ製スマートフォンらしくIPX5/7相当の防水、IP5X相当の防塵機能を備えており、アウトドアなどシーンを選ばず活用できる。また京セラらしさという点では、周囲が騒がしい環境でもクリアな音質で通話ができる「スマートソニックレシーバー」も搭載されている。
 メインカメラは800万画素、インカメラは200万画素となっている。カラーはブラックのみで、一括払いでの価格は2万9760円(税別)。

・「LG G3 Beat」

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 「LG G3 Beat」はLGエレクトロニクスがグローバル市場に展開している「LG G3」をベースに、よりコンパクトに「つかいやすさ」を追求したモデルとなっている。液晶は狭額縁ベゼルの約5.0インチTrue IPS HDディスプレイを搭載。限りなくフレームを補足することによって片手での操作もしやすいサイズとなっている他、持ちやすさを追求したラウンドフォルム、指紋が付きにくいメタリックスキンのミニマルデザイン採用し、スタイリッシュな外観となっている。ボディカラーはホワイト、チタンの2色。
 
 特徴は外観だけでなくカメラ性能にもある。レーザーを活用することで一瞬で焦点を合わせる事が可能となる「レーザーオートフォーカス」機能を搭載し、「タッチ&ショット」によって一度のタッチで焦点合わせと撮影ができ、従来の端末よりスピーディーに撮影することができる。また自撮りをする際は、サブカメラに向けて手を開くジェスチャーを行うと撮影が行えるなど、手軽にカメラを楽しむことを追求しているモデルだ。カメラは800万画素のものを搭載。
 この他KDDIのisaiシリーズでも採用されている「ノックコード」によって、電源キーを押さなくても画面をタップするだけでスリープと画面ロックを解除できるようになっている。一括払いでの価格は3万4800円(税別)。

 「KC-01」、「LG G3 Beat」共にMVNOサービスが提供する端末としては珍しくSIMロックフリーモデルではないので注意が必要だ。詳細なスペックは以下の通り。

「KC-01」
・OS:Android4.4
・CPU:Qualcomm MSM8926 1.2GHzクアッドコア
・メモリ:1.5GB
・本体容量:8GB
・外部メモリ:microSDHC(最大32GB)
・液晶:約4.5インチ qHD TFT液晶(960×540ドット)
・バッテリー容量:2000mAh
・連続待受時間:約440時間
・メインカメラ:約800万画素
・インカメラ:約200万画素
・サイズ:約127(H)×64(W)×11.1(D)mm
・重量:約133g
・WiFi規格:IEEE 802.11 a/b/g/n
・Bluetooth4.0対応
・防水・防塵(IPX5/7・IPX5)に対応
※LTE対応はカテゴリー3のため、最大ダウンロード速度は100Mbpsまで

「LG G3 Beat」
・OS:Android4.4
・CPU:Qualcomm MSM8926 1.2GHzクアッドコア
・メモリ:1GB
・本体容量:8GB
・外部メモリ:microSDHC(最大32GB)
・液晶:約5.0インチTrue IPS HDディスプレイ(1280×720ドット)
・バッテリー容量:2460mAh
・連続待受時間:約600時間
・メインカメラ:約800万画素
・インカメラ:約130万画素
・サイズ:約138(H)×70(W)×10.3(D)mm
・重量:約135g
・WiFi規格:IEEE 802.11 a/b/g/n
・Bluetooth4.0対応
・赤外線リモコン、NFC(情報取得のみ)に対応
こちらはLTEカテゴリー4に対応しているため、最大速度は150Mbpsとなっている。

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