京セラ製タフネススマートフォン「DIGNO」、ソフトバンクモバイルとワイモバイルから発売開始
2015年2月27日 13時34分更新
ソフトバンクモバイルとワイモバイル、及びウィルコム沖縄は防水・防塵・耐衝撃性を備えた京セラ製Androidスマートフォンを発売開始した。型番はソフトバンクモバイルのものは「DIGNO U」、ワイモバイル、ウィルコム沖縄のものは「DIGNO C 404KC」となっている。
この「DIGNO」の最大の特徴はその頑丈さだろう。防水・防塵(IPX5/IPX7・IP5X)は勿論、アメリカ国防総省基準であるMIL-STD-810Gに準拠した耐衝撃性能を誇るため、日常生活だけでなく、プールサイドやランニング、アウトドアなど幅広いシーンで安心して使うことができる。
液晶は強化ガラスを採用した5インチqHD(540×960)ディスプレイを搭載。スマートフォン初心者ユーザーを向けの機能も幾つか搭載し、フィーチャーフォンのような分かりやすい操作性を再現した「エントリーホーム」、「でか文字」に対応した4段階の文字サイズ変更機能、ワンタッチで省電力設定ができる「エコモード」などが用意されている。
通信は3G(900MHz/2.1GHz)とLTE(900MHz/1.7GHz/2.1GHz)のだけでなくAXGP(2.5GHz)にも対応。ソフトバンクがもつ周波数帯を広く使うことができる。
カメラ性能はメインカメラは500万画素、インカメラは200万画素で、撮影した写真を綺麗に表示する自動調整機能を搭載する。
この他テザリング、Bluetooth4.0に対応するものの、ワンセグ、フルセグ、赤外線通信、NFCには未対応となっている。カラーバリエーションは、「DIGNO U」はマットブラックのみ、「DIGNO C 404KC」はグロスブラック、ホワイト(3月下旬発売予定)の2色。
本機種の位置付けは、ソフトバンクモバイルは「ガラケーのりかえ割」、ワイモバイルは「スマホデビュー」などのフィーチャーフォンからスマートフォンへの移行を促す施策を行っているため、その受入口としてのエントリーモデルと言えるだろう。エントリーモデルとはいえ頑丈さに加えクアッドコアCPU、5インチ液晶を搭載するため、フィーチャーフォンから移行して不便を覚えることは少ないはずだ。MVNOなどの格安スマホは不安だが、スマートフォンへの移行を考えているユーザーは是非検討してみて欲しい端末だ。
主な仕様は以下の通り。
・OS:Android4.4
・CPU:Qualcomm Snapdragon MSM8916 CortexA53 / 1.2GHz クアッドコア
・メモリ:1GB
・本体容量:8GB
・外部メモリ:microSDHC(最大32GB)
・液晶:約5.0インチ TFT液晶
・解像度:qHD(540×960ピクセル)
・バッテリー容量:2300mAh
・連続待受時間:710時間(LTE)
・メインカメラ:約500万画素
・インカメラ:約200万画素
・サイズ:約144(H)×73(W)×10.8(D)mm
・重量:約146g
・WiFi規格:IEEE 802.11 a/b/g/n
・Bluetooth4.0対応
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