7月18日、KDDIはデザイン性と高耐久を両立した京セラ製Androidスマートフォン「URBANO V02」の発売を開始した。一括購入価格は57,240円、毎月割を適用すると新規契約の場合は実質負担額は27,000円、機種変更の場合は32,400円、MNPの場合は0円となる。
「URBANO」シリーズは40代以上のユーザーやフィーチャーフォンからの移行層をメインターゲットに据えており、「URBANO V02」も背面にメタル素材を採用し、カラーに合わせたアルマイト加工を施すことで上品さや高級感を意識したデザインとなっている。約8.2mmとシリーズ最薄のボディとなっている他、使いやすさを意識した物理キーも健在だ。
「URBANO V02」が従来機より大きく向上した点については耐久性が挙げられる。これまでも防水・防塵・耐衝撃といった耐久面を特徴の1つであったが、本機では新たに耐振動性能と温度耐久性能(高温・低温)を追加。 耐衝撃・耐振動・温度耐久については米国国防総省の定めるMIL-STD-810Gに準拠した性能となっており、アウトドアや旅行などシーンを選ばず気軽に持ち出すことができるだろう。
通話面では京セラのスマートフォンではお馴染みの独自機能も搭載。周囲が騒がしい環境であっても相手の声を聴きやすくする「スマートソニックレシーバー」や、好みにあわせて聞こえ方の調整ができる「聞こえ調整機能」や「ゆっくり通話」にも対応する。勿論VoLTEにも対応している。
スマートフォンを初めて扱うユーザー向けの機能も充実しており、フィーチャーフォンの画面のようなメニュー構成を再現した「エントリーホーム」や、文字入力においてはフィーチャーフォン仕様のキー配置で入力できる「ケータイ入力」を用意。フィーチャーフォンから移行したユーザーでも問題なく使用できるよう設計されている。
OSはAndroid5.1を搭載。ディスプレイは約5インチ HD液晶、メインカメラは1300万画素、インカメラは500万画素となっている。
通信では下り最大150Mbps、上り最大25Mbpsでキャリアアグリゲーション、WiMAX 2+に対応。この他NFC,おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信をサポートする。
主な仕様は以下の通り。
・OS:Android5.1
・CPU:MSM8928 1.4GHz クアッドコア
・メモリ:2GB
・本体容量:16GB
・外部メモリ:microSDXC(最大128GB)
・液晶:5.0インチ TFT液晶
・解像度:HD(1280×720)
・バッテリー容量:2,200mAh
・連続待受時間:約540時間(LTE)
・連続通話時間:約990分(LTE)
・メインカメラ:1300万画素
・インカメラ:500万画素
・サイズ:約146(H)×72(W)×8.2(D)mm
・重量:約138g
・WiFi規格:IEEE 802.11 a/b/g/n/ac
・Bluetooth v4.1
・防水(IPX5/IPX8)、防塵(IP5X)、耐衝撃(MIL-STD-810G Method 516.7:Shock-ProcedureⅣ)に対応
・カラー:モカブラック、ディープグリーン、トゥインクルピンク